4.9. クラスター内のノードの特定 CPU の割り当て
静的 CPU マネージャーポリシー を使用する場合、クラスター内の特定のノードで使用できるように特定の CPU を予約できます。たとえば、24 CPU のあるシステムでは、コントロールプレーン用に 0 - 3 の番号が付けられた CPU を予約して、コンピュートノードが CPU 4 - 23 を使用できるようにすることができます。
4.9.1. ノードの CPU の予約
特定のノード用に予約される CPU の一覧を明示的に定義するには、KubeletConfig
カスタムリソース (CR) を作成して reservedSystemCPUs
パラメーターを定義します。この一覧は、systemReserved
および kubeReserved
パラメーターを使用して予約される可能性のある CPU に対して優先されます。
手順
設定する必要のあるノードタイプの Machine Config Pool (MCP) に関連付けられたラベルを取得します。
$ oc describe machineconfigpool <name>
以下に例を示します。
$ oc describe machineconfigpool worker
出力例
Name: worker Namespace: Labels: machineconfiguration.openshift.io/mco-built-in= pools.operator.machineconfiguration.openshift.io/worker= 1 Annotations: <none> API Version: machineconfiguration.openshift.io/v1 Kind: MachineConfigPool ...
- 1
- MCP ラベルを取得します。
KubeletConfig
CR の YAML ファイルを作成します。apiVersion: machineconfiguration.openshift.io/v1 kind: KubeletConfig metadata: name: set-reserved-cpus 1 spec: kubeletConfig: reservedSystemCPUs: "0,1,2,3" 2 machineConfigPoolSelector: matchLabels: pools.operator.machineconfiguration.openshift.io/worker: "" 3
CR オブジェクトを作成します。
$ oc create -f <file_name>.yaml
関連情報
-
systemReserved
およびkubeReserved
パラメーターについての詳細は、OpenShift Container Platform クラスターのノードのリソース割り当て について参照してください。