2.6.2.3. テイントおよび容認 (Toleration) を使って特殊ハードウェアを持つノードを制御する


ノードの小規模なサブセットが特殊ハードウェアを持つクラスターでは、テイントおよび容認 (Toleration) を使用して、特殊ハードウェアを必要としない Pod をそれらのノードから切り離し、特殊ハードウェアを必要とする Pod をそのままにすることができます。また、特殊ハードウェアを必要とする Pod に対して特定のノードを使用することを要求することもできます。

これは、特殊ハードウェアを必要とする Pod に容認を追加し、特殊ハードウェアを持つノードにテイントを付けることで実行できます。

手順

特殊ハードウェアを持つノードが特定の Pod 用に予約されるようにするには、以下を実行します。

  1. 容認を特別なハードウェアを必要とする Pod に追加します。

    以下に例を示します。

    spec:
    ....
      template:
    ....
        spec:
          tolerations:
          - key: "disktype"
            value: "ssd"
            operator: "Equal"
            effect: "NoSchedule"
            tolerationSeconds: 3600
  2. 以下のコマンドのいずれかを使用して、特殊ハードウェアを持つノードにテイントを設定します。

    $ oc adm taint nodes <node-name> disktype=ssd:NoSchedule

    または、以下を実行します。

    $ oc adm taint nodes <node-name> disktype=ssd:PreferNoSchedule
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