11.5.10. クラスターのデプロイ
互換性のあるクラウドプラットフォームに OpenShift Container Platform をインストールできます。
インストールプログラムの create cluster
コマンドは、初期インストール時に 1 回だけ実行できます。
前提条件
-
インストーラーを実行するマシンから、
ovirt-imageio
ポートを Engine に開きます。デフォルトでは、ポートは54322
です。 - OpenShift Container Platform インストールプログラム、およびクラスターのプルシークレットを取得します。
手順
クラスターに設定した GCP アカウントのサービスアカウントキーを使用しない既存の GCP 認証情報で、以下の場所に保存されているものを削除します。
-
GOOGLE_CREDENTIALS
、GOOGLE_CLOUD_KEYFILE_JSON
、またはGCLOUD_KEYFILE_JSON
環境変数 -
~/.gcp/osServiceAccount.json
ファイル -
gcloud cli
デフォルト認証情報
-
インストールプログラムを実行します。
$ ./openshift-install create cluster --dir=<installation_directory> \ 1 --log-level=info 2
注記ホストに設定した AWS アカウントにクラスターをデプロイするための十分なパーミッションがない場合、インストールプログラムは停止し、不足しているパーミッションが表示されます。
クラスターのデプロイメントが完了すると、Web コンソールへのリンクや
kubeadmin
ユーザーの認証情報を含む、クラスターにアクセスするための指示がターミナルに表示されます。重要インストールプログラムが生成する Ignition 設定ファイルには、24 時間が経過すると期限切れになり、その後に更新される証明書が含まれます。証明書を更新する前にクラスターが停止し、24 時間経過した後にクラスターを再起動すると、クラスターは期限切れの証明書を自動的に復元します。例外として、kubelet 証明書を回復するために保留状態の
node-bootstrapper
証明書署名要求 (CSR) を手動で承認する必要があります。詳細は、コントロールプレーン証明書の期限切れの状態からのリカバリー についてのドキュメントを参照してください。重要インストールプログラム、またはインストールプログラムが作成するファイルを削除することはできません。これらはいずれもクラスターを削除するために必要になります。
オプション: クラスターをインストールするために使用したサービスアカウントのパーミッションの数を減らすことができます。
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Owner
ロールをサービスアカウントに割り当てている場合、 そのロールを削除し、これをViewer
ロールに置き換えることができます。 -
Service Account Key Admin
ロールが含まれている場合は、これを削除することができます。
-
クラスターのインストールに必要な手順を完了している必要があります。残りの手順では、クラスターを検証し、インストールのトラブルシューティングを行う方法を説明します。