5.6.3. 高度な Rsync 機能の使用
oc rsync
コマンドは標準の rsync
よりも少ないコマンドラインのオプションを表示します。oc rsync
で利用できない標準の rsync
コマンドラインオプションを使用する必要がある場合 (例: --exclude-from=FILE
オプション)、以下のように回避策として標準 rsync
の --rsh
(-e
) オプション、または RSYNC_RSH
環境変数を使用できる場合があります。
$ rsync --rsh='oc rsh' --exclude-from=FILE SRC POD:DEST
または、以下を実行します。
RSYNC_RSH
変数をエクスポートします。
$ export RSYNC_RSH='oc rsh'
次に、rsync コマンドを実行します。
$ rsync --exclude-from=FILE SRC POD:DEST
上記の例のいずれも標準の rsync
をリモートシェルプログラムとして oc rsh
を使用するように設定して リモート Pod に接続できるようにします。これらは oc rsync
を実行する代替方法となります。