2.5.5. ストレージのアプリケーションコンポーネントへの追加
永続ストレージは、odo を再起動してもデータを利用可能な状態に維持します。odo storage
コマンドを使用して、永続データをアプリケーションに追加します。永続化する必要のあるデータの例には、.m2
Maven ディレクトリーなどのデータベースファイル、依存関係、およびビルドアーティファクトが含まれます。
手順
ストレージをコンポーネントに追加します。
$ odo storage create <storage_name> --path=<path_to_the_directory> --size=<size>
ストレージをクラスターにプッシュします。
$ odo push
コンポーネント内のすべてのストレージを一覧表示して、ストレージがコンポーネントに割り当てられていることを確認します。
$ odo storage list
出力例
The component 'nodejs' has the following storage attached: NAME SIZE PATH STATE mystorage 1Gi /data Pushed
コンポーネントからストレージを削除します。
$ odo storage delete <storage_name>
すべてのストレージを一覧表示して、ストレージの状態が
Locally Deletedd
(ローカルに削除) であることを確認します。$ odo storage list
出力例
The component 'nodejs' has the following storage attached: NAME SIZE PATH STATE mystorage 1Gi /data Locally Deleted
変更をクラスターにプッシュします。
$ odo push