12.3.3. egress ファイアウォールポリシーオブジェクトの作成
クラスター管理者は、プロジェクトの egress ファイアウォールポリシーオブジェクトを作成できます。
重要
プロジェクトに EgressNetworkPolicy オブジェクトがすでに定義されている場合、既存のポリシーを編集して egress ファイアウォールルールを変更する必要があります。
前提条件
- OpenShift SDN デフォルト Container Network Interface (CNI) ネットワークプロバイダープラグインを使用するクラスター。
-
OpenShift CLI (
oc
) をインストールしている。 - クラスター管理者としてクラスターにログインする必要があります。
手順
ポリシールールを作成します。
-
<policy-name>.yaml
ファイルを作成します。 この場合、<policy-name>
は egress ポリシールールを記述します。 - 作成したファイルで、egress ポリシーオブジェクトを定義します。
-
以下のコマンドを入力してポリシーオブジェクトを作成します。
$ oc create -f <policy-name>.yaml -n <project>
以下の例では、新規の EgressNetworkPolicy オブジェクトが
project1
という名前のプロジェクトに作成されます。$ oc create -f default-rules.yaml -n project1
出力例
egressnetworkpolicy.network.openshift.io/default-rules created
-
オプション: 後に変更できるように
<policy-name>.yaml
を保存します。