1.8.6. RHBA-2020:3028 - OpenShift Container Platform 4.5.4 バグ修正の更新
発行日: 2020-07-30
OpenShift Container Platform リリース 4.5.4 が公開されました。この更新に含まれるバグ修正の一覧は、RHBA-2020:3028 アドバイザリーにまとめられています。この更新に含まれる RPM パッケージは、 RHBA-2020:3027 および RHEA-2020:3208 アドバイザリーで提供されています。
このアドバイザリーでは、このリリースのすべてのコンテナーイメージに関する説明は除外されています。このリリースのコンテナーイメージに関する情報については、以下の記事を参照してください。
OpenShift Container Platform 4.5.4 コンテナーイメージの一覧
1.8.6.1. 機能
1.8.6.1.1. IBM Z および LinuxONE
本リリースでは、IBM Z および LinuxONE は OpenShift Container Platform 4.5 と互換性があります。インストール手順については、IBM Z および LinuxONE へのクラスターのインストール について参照してください。
制限
IBM Z および LinuxONE の OpenShift Container Platform については、以下の制限に注意してください。
IBM Z 向けの OpenShift Container Platform には、以下のテクノロジープレビューが含まれていません。
- OpenShift Virtualization
- ログ転送
- Precision Time Protocol (PTP) ハードウェア
- CSI ボリュームスナップショット
- OpenShift Pipeline
以下の OpenShift Container Platform 機能はサポートされていません。
- Red Hat OpenShift Service Mesh
- OpenShift Do (odo)
- CodeReady Container (CRC)
- OpenShift Container Platform Metering
- Multus CNI プラグイン
- OpenShift Container Platform アップグレードの段階的ロールアウト
- FIPS 暗号
- etcd に保存されるデータの暗号化
- マシンヘルスチェックによる障害のあるマシンの自動修復
- OpenShift Container Platform のデプロイメント時の Tang モードのディスク暗号化
- OpenShift Serverless
- Helm コマンドラインインターフェイス (CLI) ツール
- オーバーコミットの制御およびノード上のコンテナーの密度の管理
- CSI ボリュームのクローン作成
- ワーカーノードは Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を実行する必要があります。
- 永続共有ストレージのタイプは Filesystem: NFS である必要があります。
これらの機能は 4.5 の場合に IBM Z での OpenShift Container Platform に利用できますが、x86 での OpenShift Container Platform 4.5 には利用できません。
- IBM System Z で有効にされている HyperPAV (FICON 接続の ECKD ストレージの仮想マシン用)。
1.8.6.1.2. IBM Power Systems
本リリースでは、IBM Power Systems は OpenShift Container Platform 4.5 と互換性があります。IBM Power へのクラスターのインストール、または ネットワークが制限された環境での IBM Power へのクラスターのインストール について参照してください。
制限
IBM Power の OpenShift Container Platform については、以下の制限に注意してください。
IBM Power Systems 向けの OpenShift Container Platform には、以下のテクノロジープレビュー機能が含まれていません。
- Container-native virtualization (CNV)
- OpenShift Serverless
以下の OpenShift Container Platform 機能はサポートされていません。
- Red Hat OpenShift Service Mesh
- OpenShift Do (odo)
- CodeReady Container (CRC)
- Tekton をベースとする OpenShift Pipeline
- OpenShift Container Platform Metering
- SR-IOV CNI プラグイン
- ワーカーノードは Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を実行する必要があります。
-
永続ストレージは、ローカルボリューム、Network File System (NFS)、OpenStack Cinder、または Container Storage Interface (CSI) を使用する
Filesystem
モードである必要があります。 - ネットワークは、Red Hat OpenShift SDN で DHCP または静的アドレス指定のいずれかを使用する必要があります。
サポートされる機能
現時点で、3 つの Operator がサポートされています。
- Cluster-Logging-Operator
- Cluster-NDF-Operator
- Elastic Search-Operator