1.8.14.2. バグ修正


  • 以前のバージョンでは、断続的な API サーバーエラーが Samples Operator 設定オブジェクトの SamplesExists 状態ではなく、ImageChangesInProgress 状態について報告されました。API サーバーがすべてのサンプルがインストールされていることを報告すると、Samples Operator は ImageChangesInProgress 状態に予期しないデータがあったため、Progressing 状態を false に切り替えることができませんでした。このため、アップグレードが未完了であると誤ってマークされました。今回のバグ修正により、SamplesExists 状態が更新され、API サーバーのエラーが報告されるようになりました。そのため、Samples Operator のアップグレード中に断続的な API サーバーエラーが発生した場合にアップグレードはブロックされなくなりました。(BZ#1857201)
  • 以前のバージョンでは、ironic-image コンテナーの設定では、idrac-redfish-virtual-media ブートドライバーを有効にする設定が欠落していました。このため、ユーザーは Metal3 の idrac-virtual-media ブート URL を選択できませんでした。欠落していた ironic-image コンテナー設定が追加されるようになり、ユーザーは Metal3 の idrac-virtual-media URL を選択できるようになりました。(BZ#1859488)
  • 以前のバージョンでは、Operand フォーム配列およびオブジェクトフィールドには、フォームでフィールドの説明を取得し、表示するロジックがありませんでした。そのため、配列またはオブジェクトタイプのフィールドの説明はレンダリングされませんでした。今回のバグ修正により、配列およびオブジェクトフィールドの説明が Operand 作成フォームで表示されるようになりました。(BZ#1861433)
  • 以前のバージョンでは、Buildah はイメージのイメージアーキテクチャーおよび OS フィールドを削除していました。これにより、生成されるイメージがアーキテクチャーおよび OS を特定できないため、一般的なコンテナーツールが失敗していました。今回のバグ修正では、明示的にオーバーライドされない限り、Buildah がイメージおよびアーキテクチャーを上書きするのを防ぐようになりました。これにより、イメージにアーキテクチャーおよび OS フィールドが常に設定され、イメージの不一致についての警告が表示されなくなります。(BZ#1868401)
  • 以前のバージョンでは、CoreDNS 1.6.6 の実行時に、断続的に無効なメモリーアドレスまたは nil ポインター逆参照エラーが発生し、Kuby API アクセスのタイムアウトが生じていました。これは、Endpoint Tombstones でエラーを正しく処理することで修正されるようになりました。CoreDNS は、断続的なパニックなしに意図されたとおりに動作するようになりました。(BZ#1869309)
  • 以前のリリースでは、BareMetalHost オブジェクトのコントローラーは、最新のステータス更新のタイムスタンプを含め、ステータスデータをアノテーションにミラーリングしていました。これはクラスターで必要ではありませんでした。これにより、BareMetalHost オブジェクトが連続する流れ (continuous flux) のような状態に入り、影響を受ける BareMetalHost オブジェクトは、コントローラーが Kubernetes API に影響を与えるのを防ぐために調整においてより長いバックオフを受ける可能性がありました。問題を生じさせるアノテーションが書き込まれなくなり、問題が修正されます。(BZ#1851531)
  • 以前のバージョンでは、Cluster Version Operator (CVO) は Pod 仕様の shareProcessNamespace パラメーターを同期しませんでした。これにより、レジストリー Operator は shareProcessNamespace 設定を更新しませんでした。CVO は shareProcessNamespaceDNSPolicy、および TerminationGracePeriodSeconds を同期し、レジストリー Operator の更新の問題を修正するようになりました。(BZ#1868478)
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