2.2. 新機能および変更された機能


  • CLI を使用して OpenShift Container Virtualization をインストール し、マニフェストを OpenShift Container Platform に適用できるようになりました。
  • OpenShift Virtualization は、Windows Server のワークロードを実行する Microsoft の Windows Server Virtualization Validation Program (SVVP) で認定されています。

    SVVP の認定は以下に適用されます。

    • Red Hat Enterprise Linux CoreOS 8 ワーカー。Microsoft SVVP Catalog では、Red Hat OpenShift Container Platform 4 on RHEL CoreOS 8 という名前が付けられます。
    • Intel および AMD CPU。
  • OpenShift Virtualization は、TLS 証明書を一定間隔でローテーションし、更新します。この自動プロセスは、いずれの操作も中断しません。
  • 本リリースでは、セキュリティーが大幅に強化されました。OpenShift Virtualization は、仮想マシン (VM) を分離するために Mandatory Access Control (MAC) と共に SELinux をサポートします。以前のバージョンでは、すべての仮想マシンは特権付き SCC (Security Context Constraints) を使用して管理されていました。今回のリリースより、仮想マシンには低いレベル特権の付いたカスタム SCC を使用でき、特権付き SCC の使用をクラスター内のインフラストラクチャーに制限できるようになりました。
  • これで、RHEL 仮想マシン用の Red Hat Enterprise Linux エンタイトルメントへのアクセスが可能になります。OpenShift Container Platform クラスターで実行中の仮想マシンを報告するように virt-who デーモンを設定します。これにより、RHEL VM の Red Hat Subscription Manager にエンタイトルメントへのアクセスが付与されます。

2.2.1. サポート対象のゲストオペレーティングシステム

OpenShift Virtualization ゲストは以下のオペレーティングシステムを使用できます。

  • Red Hat Enterprise Linux 6, 7, and 8。
  • Microsoft Windows Server 2012 R2、2016、および 2019。
  • Microsoft Windows 10。

OpenShift Virtualization に同梱される他のオペレーティングシステムテンプレートはサポートされていません。

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