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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.7.12.4.6. CLI を使用した Red Hat Virtualization 仮想マシンのインポート
Secret および VirtualMachineImport カスタムリソース (CR) を作成して、CLI で Red Hat Virtualization (RHV) 仮想マシンをインポートできます。Secret CR は RHV Manager の認証情報および CA 証明書を保存します。VirtualMachineImport CR は仮想マシンのインポートプロセスのパラメーターを定義します。
オプション: VirtualMachineImport CR とは別に ResourceMapping CR を作成できます。ResourceMapping CR は、追加の RHV 仮想マシンをインポートする場合などに柔軟性を提供します。
デフォルトのターゲットストレージクラスは NFS である必要があります。Cinder は RHV 仮想マシンのインポートをサポートしません。
手順
以下のコマンドを実行してシークレット CR を作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow openssl s_client -connect :443 -showcerts < /dev/null
$ openssl s_client -connect :443 -showcerts < /dev/null
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow オプション: 以下のコマンドを実行して、リソースマッピングを
VirtualMachineImport
CR から分離する必要がある場合にResourceMapping
を作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- RHV の論理ネットワークおよび vNIC プロファイルを指定します。
- 2
- OpenShift Virtualization ネットワークを指定します。
- 3
- ストレージマッピングが
ResourceMapping
およびVirtualMachineImport
CR の両方に指定される場合、VirtualMachineImport
CR が優先されます。 - 4
- RHV ストレージドメインを指定します。
- 5
nfs
またはocs-storagecluster-ceph-rbd
を指定します。- 6
ocs-storagecluster-ceph-rbd
ストレージクラスを指定した場合、Block
をボリュームモードとして指定する必要があります。
以下のコマンドを実行して VirtualMachineImport CR を作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- ResourceMapping CR を作成する場合、
resourceMapping
セクションのコメントを解除します。 - 2
- ターゲットの仮想マシン名を指定します。
- 3
- ソース仮想マシン ID を指定します (例:
80554327-0569-496b-bdeb-fcbbf52b827b
)。Manager マシンの Web ブラウザーでhttps://www.example.com/ovirt-engine/api/vms/
を入力して仮想マシン ID を取得し、すべての仮想マシンを一覧表示できます。インポートする仮想マシンとその対応する仮想マシン ID を見つけます。仮想マシン名またはクラスター名を指定する必要はありません。 - 4
- ソース仮想マシン名を指定する場合、ソースクラスターも指定する必要があります。ソース仮想マシン ID は指定しないでください。
- 5
- ソースクラスターを指定する場合、ソース仮想マシン名も指定する必要があります。ソース仮想マシン ID は指定しないでください。
- 6
- ResourceMapping CR を作成する場合は、
mappings
セクションをコメントアウトします。 - 7
- ソース仮想マシンの論理ネットワークおよび vNIC プロファイルを指定します。
- 8
- OpenShift Virtualization ネットワークを指定します。
- 9
- ストレージマッピングが
ResourceMapping
およびVirtualMachineImport
CR の両方に指定される場合、VirtualMachineImport
CR が優先されます。 - 10
- ソースストレージドメインを指定します。
- 11
- ターゲットストレージクラスを指定します。
- 12
ReadWriteOnce
、ReadWriteMany
、またはReadOnlyMany
を指定します。アクセスモードが指定されていない場合、{virt} は RHV 仮想マシンまたは仮想ディスクアクセスモード上の HostMigration mode 設定に基づいて正しいボリュームアクセスモードを判別します。 -
RHV 仮想マシン移行モードが
Allow manual and automatic migration
の場合、デフォルトのアクセスモードはReadWriteMany
になります。 -
RHV 仮想ディスクのアクセスモードが
ReadOnly
の場合、デフォルトのアクセスモードはReadOnlyMany
になります。 -
その他のすべての設定では、デフォルトのアクセスモードは
ReadWriteOnce
です。
-
RHV 仮想マシン移行モードが
- ソース仮想マシンディスク ID を指定します (例:
8181ecc1-5db8-4193-9c92-3ddab3be7b05
)。Manager マシンの Web ブラウザーでhttps://www.example.com/ovirt-engine/api/vms/vm23
を入力して仮想マシンの詳細を確認し、ディスク ID 取得できます。 - ターゲットストレージクラスを指定します。
仮想マシンインポートの進捗に従い、インポートが正常に完了したことを確認します。
oc get vmimports vm-import -n default
$ oc get vmimports vm-import -n default
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow インポートが成功したことを示す出力は、以下のようになります。
出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow