7.12.4.3. デフォルトストレージクラスのチェック


デフォルトのストレージクラスを確認してこれが NFS であることを確認します。

デフォルトのストレージクラスである Cinder は、仮想マシンのインポートをサポートしません。

7.12.4.3.1. OpenShift Container Platform コンソールでのデフォルトストレージクラスの確認

OpenShift Container Platform コンソールでデフォルトストレージクラスを確認できます。デフォルトのストレージクラスが NFS ではない場合、デフォルトのストレージクラスを変更して、NFS ストレージクラスをデフォルトになるように変更できます。

複数のデフォルトストレージクラスが定義されている場合、VirtualMachineImport CR はアルファベット順で最初に表示されるデフォルトストレージクラスを使用します。

手順

  1. Storage Storage Classes に移動します。
  2. Storage Classes 一覧でデフォルトのストレージクラスを確認します。
  3. デフォルトのストレージクラスが NFS ではない場合は、デフォルトのストレージクラスのデフォルト設定を解除するように編集します。

    1. デフォルトストレージクラスの Options メニュー kebab をクリックし、Edit Storage Class を選択します。
    2. Details タブで、Annotations の横にある Edit ボタンをクリックします。
    3. storageclass.kubernetes.io/is-default-class アノテーションの右側にある Delete ボタン delete をクリックしてから Save をクリックします。
  4. 既存の NFS ストレージクラスをデフォルトに変更します。

    1. 既存の NFS ストレージクラスの Options メニュー kebab をクリックし、Edit Storage Class を選択します。
    2. Details タブで、Annotations の横にある Edit ボタンをクリックします。
    3. storageclass.kubernetes.io/is-default-classKey フィールドに入力し、Value フィールドに true を入力し、Save をクリックします。
  5. Storage Storage Classes に移動し、NFS ストレージクラスが唯一のデフォルトストレージクラスであることを確認します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.