6.2.3. 専用インフラストラクチャーノードの作成
インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャー環境またはマスターノードがマシン API によって管理されているクラスターについて、 Creating infrastructure machine set を参照してください。
クラスターの要件により、インフラストラクチャー ( infra
ノードとも呼ばれる) がプロビジョニングされます。インストーラーは、マスターノードとワーカーノードのプロビジョニングのみを提供します。ワーカーノードは、ラベル付けによって、インフラストラクチャーノードまたはアプリケーション (app
とも呼ばれる) として指定できます。
手順
アプリケーションノードとして機能させるワーカーノードにラベルを追加します。
$ oc label node <node-name> node-role.kubernetes.io/app=""
インフラストラクチャーノードとして機能する必要のあるワーカーノードにラベルを追加します。
$ oc label node <node-name> node-role.kubernetes.io/infra=""
該当するノードに
infra
ロールおよびapp
ロールがあるかどうかを確認します。$ oc get nodes
ノードセレクターのない Pod がデプロイされるノードのサブセット (ワーカーノードのデフォルトのデプロイメントなど) に割り当てられるようにデフォルトのノードセレクターを作成します。たとえば、デフォルトでワーカーノードに Pod をデプロイするための
defaultNodeSelector
は以下のようになります。defaultNodeSelector: node-role.kubernetes.io/app=
-
新たにラベルが付けられた
infra
ノードにインフラストラクチャーリソースを移動します。