1.10. クラウドプロバイダーの認証情報のローテーションまたは削除


OpenShift Container Platform のインストール後に、一部の組織では、初回インストール時に使用されたクラウドプロバイダーの認証情報のローテーションまたは削除が必要になります。

クラスターが新規の認証情報を使用できるようにするには、Cloud Credential Operator (CCO) が使用するシークレットを更新して、クラウドプロバイダーの認証情報を管理できるようにする必要があります。

1.10.1. クラウドプロバイダーの認証情報の削除

OpenShift Container Platform クラスターを Amazon Web Services (AWS) にインストールしたら、クラスターの kube-system namespace から管理者レベルの認証情報シークレットを削除できます。管理者レベルの認証情報は、アップグレードなどの昇格されたパーミッションを必要とする変更時にのみ必要です。

注記

z-stream 以外のアップグレードの前に、認証情報のシークレットを管理者レベルの認証情報と共に元に戻す必要があります。認証情報が存在しない場合は、アップグレードがブロックされる可能性があります。

前提条件

  • クラスターが、CCO からのクラウド認証情報の削除をサポートするプラットフォームにインストールされている。

手順

  1. Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Workloads Secrets に移動します。
  2. Secrets ページの表で、AWS の aws-creds ルートシークレットを見つけます。

    プラットフォームシークレット名

    AWS

    aws-creds

  3. シークレットと同じ行にある Options メニュー kebab をクリックし、Delete Secret を選択します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.