1.9.4. シークレットおよび設定マップの作成
Secret
オブジェクトタイプはパスワード、OpenShift Container Platform クライアント設定ファイル、dockercfg
ファイル、プライベートソースリポジトリーの認証情報などの機密情報を保持するメカニズムを提供します。シークレットは機密内容を Pod から切り離します。シークレットはボリュームプラグインを使用してコンテナーにマウントすることも、システムが Pod の代わりにシークレットを使用して各種アクションを実行することもできます。
たとえば、プライベートイメージリポジトリーにアクセスできるように、シークレットをデプロイメント設定に追加するには、以下を実行します。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールにログインします。
- 新規プロジェクトを作成します。
-
Resources
Secrets に移動し、新規シークレットを作成します。 Secret Type
をImage Secret
に、Authentication Type
をImage Registry Credentials
に設定し、プライベートイメージリポジトリーにアクセスするために必要な認証情報を入力します。 -
デプロイメント設定を作成する場合 (例: Add to Project
Deploy Image ページに移動する)、 Pull Secret
を新規シークレットに設定します。
設定マップはシークレットに似ていますが、機密情報を含まない文字列の使用をサポートするように設計されています。ConfigMap
オブジェクトは、Pod で使用したり、コントローラーなどのシステムコンポーネントの設定データを保存するために使用できる設定データのキーと値のペアを保持します。