1.5.2. RHV 上のマシンセットのカスタムリソースのサンプル YAML
このサンプル YAML は、RHV で実行され、node-role.kubernetes.io/<node_role>: ""
というラベルが付けられたノードを作成するマシンセットを定義します。
このサンプルでは、<infrastructure_id>
はクラスターのプロビジョニング時に設定したクラスター ID に基づくインフラストラクチャー ID であり、<role>
は追加するノードラベルです。
apiVersion: machine.openshift.io/v1beta1 kind: MachineSet metadata: labels: machine.openshift.io/cluster-api-cluster: <infrastructure_id> 1 machine.openshift.io/cluster-api-machine-role: <role> 2 machine.openshift.io/cluster-api-machine-type: <role> 3 name: <infrastructure_id>-<role> 4 namespace: openshift-machine-api spec: replicas: <number_of_replicas> 5 Selector: 6 matchLabels: machine.openshift.io/cluster-api-cluster: <infrastructure_id> 7 machine.openshift.io/cluster-api-machineset: <infrastructure_id>-<role> 8 template: metadata: labels: machine.openshift.io/cluster-api-cluster: <infrastructure_id> 9 machine.openshift.io/cluster-api-machine-role: <role> 10 machine.openshift.io/cluster-api-machine-type: <role> 11 machine.openshift.io/cluster-api-machineset: <infrastructure_id>-<role> 12 spec: metadata: labels: node-role.kubernetes.io/<role>: "" 13 providerSpec: value: apiVersion: ovirtproviderconfig.machine.openshift.io/v1beta1 cluster_id: <ovirt_cluster_id> 14 template_name: <ovirt_template_name> 15 instance_type_id: <instance_type_id> 16 cpu: 17 sockets: <number_of_sockets> 18 cores: <number_of_cores> 19 threads: <number_of_threads> 20 memory_mb: <memory_size> 21 os_disk: 22 size_gb: <disk_size> 23 network_interfaces: 24 vnic_profile_id: <vnic_profile_id> 25 credentialsSecret: name: ovirt-credentials 26 kind: OvirtMachineProviderSpec type: <workload_type> 27 userDataSecret: name: worker-user-data
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- クラスターのプロビジョニング時に設定したクラスター ID を基にするインフラストラクチャー ID を指定します。OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている場合は、以下のコマンドを実行してインフラストラクチャー ID を取得できます。$ oc get -o jsonpath='{.status.infrastructureName}{"\n"}' infrastructure cluster
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- 追加するノードラベルを指定します。
- 4 8 12
- インフラストラクチャー ID およびノードラベルを指定します。これら 2 つの文字列は 35 文字を超えることができません。
- 5
- 作成するマシンの数を指定します。
- 6
- マシンのセレクター。
- 14
- この仮想マシンインスタンスが属する RHV クラスターの UUID を指定します。
- 15
- マシンの作成に使用する RHV 仮想マシンテンプレートを指定します。
- 16
- オプション: 仮想マシンインスタンスタイプを指定します。このパラメーターを含めると、CPU およびメモリーを含む仮想マシンのハードウェアパラメーターを指定する必要はありません。このパラメーターは、すべてのハードウェアパラメーターを上書きするためです。
- 17
- オプション: CPU フィールドには、ソケット、コア、スレッドを含む CPU の設定が含まれます。
- 18
- オプション: 仮想マシンのソケット数を指定します。
- 19
- オプション: ソケットあたりのコア数を指定します。
- 20
- オプション: コアあたりのスレッド数を指定します。
- 21
- オプション: 仮想マシンのメモリーサイズを MiB 単位で指定します。
- 22
- オプション: ノードのルートディスク。
- 23
- オプション: ブート可能なディスクのサイズを GiB 単位で指定します。
- 24
- オプション: 仮想マシンのネットワークインターフェイスの一覧。このパラメーターを含めると、OpenShift Container Platform はテンプレートからすべてのネットワークインターフェイスを破棄し、新規ネットワークインターフェイスを作成します。
- 25
- オプション: vNIC プロファイル ID を指定します。
- 26
- RHV 認証情報を保持するシークレットの名前を指定します。
- 27
- オプション: インスタンスが最適化されるワークロードタイプを指定します。この値は
RHV VM
パラメーターに影響します。サポートされる値:desktop
、server
、high_performance
です。
注記
RHV は仮想マシンの作成時にテンプレートを使用するため、任意のパラメーターの値を指定しない場合、RHV はテンプレートに指定されるパラメーターの値を使用します。