第16章 IBM Z および IBM LinuxONE へのインストール
16.1. IBM Z® および IBM(R) LinuxONE へのインストールの準備 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
16.1.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- OpenShift Container Platform のインストールおよび更新 プロセスの詳細を確認した。
- クラスターインストール方法の選択およびそのユーザー向けの準備 を確認した。
- インストールプロセスを開始する前に、既存のインストールファイルを取り除く必要があります。これにより、インストールプロセス時に必要なインストールファイルが作成され、更新されます。
-
永続ストレージを OpenShift Data Foundation またはその他のサポートされているクラスター用ストレージプロトコルを使用してプロビジョニングした。プライベートイメージレジストリーをデプロイするには、
ReadWriteMany
のアクセスモードで永続ストレージを設定する必要があります。 - ファイアウォールを使用する場合は、クラスターがアクセスを必要とするサイトを許可するようにファイアウォールを設定する必要がある。
本書は IBM Z のみを参照しますが、これに含まれるすべての情報は IBM® LinuxONE にも適用されます。
16.1.2. OpenShift Container Platform の IBM Z または IBM(R) LinuxONE へのインストール方法の選択 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Assisted Installer を使用して、OpenShift Container Platform をインストールできます。この方法にはインストーラーのセットアップは必要なく、IBM Z のような接続された環境に最適です。詳細は、アシステッドインストーラーを使用したオンプレミスクラスターのインストール を参照してください。
Assisted Installer を使用した IBM Z への OpenShift Container Platform のインストールは、RHEL KVM インストールでのみサポートされます。
OpenShift Container Platform はユーザーが独自にプロビジョニングするインフラストラクチャーにインストールすることもできます。インストールプログラムがプロビジョニングするインフラストラクチャーを使用しない場合は、クラスターリソースをユーザー自身で管理し、維持する必要があります。
Assisted Installer および user-provisioned インストールプロセスの詳細は、インストールプロセス を参照してください。
ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーのインストールする手順は、例としてのみ提供されます。独自に提供するインフラストラクチャーでクラスターをインストールするには、IBM Z プラットフォームおよび OpenShift Container Platform のインストールプロセスについて理解している必要があります。ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーのインストール手順をガイドとして使用します。他の方法で必要なリソースを作成することもできます。
16.1.2.1. ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーでの BM Z への OpenShift Container Platform のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーでは、ユーザーは OpenShift Container Platform に必要なすべてのリソースをプロビジョニングする必要があります。
- z/VM を使用したクラスターの IBM Z および IBM® LinuxONE へのインストール: 独自にプロビジョニングする IBM Z または IBM® LinuxONE インフラストラクチャーに、z/VM を使用した OpenShift Container Platform をインストールできます。
- ネットワークが制限された環境での z/VM を使用したクラスターの IBM Z および IBM® LinuxONE へのインストール: インストールリリースコンテンツの内部ミラーを使用して、ネットワークが制限または切断された環境で、独自にプロビジョニングする IBM Z または LinuxONE インフラストラクチャーに z/VM を使用した OpenShift Container Platform をインストールできます。この方法を使用して、ソフトウェアコンポーネントを取得するためにアクティブなインターネット接続を必要としないクラスターをインストールできます。また、このインストール方法を使用して、クラスターが外部コンテンツに対する組織の制御の条件を満たすコンテナーイメージのみを使用するようにすることもできます。
- RHEL KVM を使用したクラスターの IBM Z および IBM® LinuxONE へのインストール: 独自にプロビジョニングする IBM Z または IBM® LinuxONE インフラストラクチャーに、KVM を使用した OpenShift Container Platform をインストールできます。
- ネットワークが制限された環境での RHEL KVM を使用したクラスターの IBM Z および IBM® LinuxONE へのインストール: インストールリリースコンテンツの内部ミラーを使用して、ネットワークが制限または切断された環境で、独自にプロビジョニングする IBM Z または IBM® LinuxONE インフラストラクチャーに RHEL KVM を使用して OpenShift Container Platform をインストールできます。この方法を使用して、ソフトウェアコンポーネントを取得するためにアクティブなインターネット接続を必要としないクラスターをインストールできます。また、このインストール方法を使用して、クラスターが外部コンテンツに対する組織の制御の条件を満たすコンテナーイメージのみを使用するようにすることもできます。