5.21. Operator の初期設定
コントロールプレーンの初期化後に、一部の Operator を利用可能にするためにそれらをすぐに設定する必要があります。
前提条件
- コントロールプレーンが初期化されています。
手順
クラスターコンポーネントがオンラインになることを確認します。
$ watch -n5 oc get clusteroperators出力例
NAME VERSION AVAILABLE PROGRESSING DEGRADED SINCE authentication 4.13.0 True False False 19m baremetal 4.13.0 True False False 37m cloud-credential 4.13.0 True False False 40m cluster-autoscaler 4.13.0 True False False 37m config-operator 4.13.0 True False False 38m console 4.13.0 True False False 26m csi-snapshot-controller 4.13.0 True False False 37m dns 4.13.0 True False False 37m etcd 4.13.0 True False False 36m image-registry 4.13.0 True False False 31m ingress 4.13.0 True False False 30m insights 4.13.0 True False False 31m kube-apiserver 4.13.0 True False False 26m kube-controller-manager 4.13.0 True False False 36m kube-scheduler 4.13.0 True False False 36m kube-storage-version-migrator 4.13.0 True False False 37m machine-api 4.13.0 True False False 29m machine-approver 4.13.0 True False False 37m machine-config 4.13.0 True False False 36m marketplace 4.13.0 True False False 37m monitoring 4.13.0 True False False 29m network 4.13.0 True False False 38m node-tuning 4.13.0 True False False 37m openshift-apiserver 4.13.0 True False False 32m openshift-controller-manager 4.13.0 True False False 30m openshift-samples 4.13.0 True False False 32m operator-lifecycle-manager 4.13.0 True False False 37m operator-lifecycle-manager-catalog 4.13.0 True False False 37m operator-lifecycle-manager-packageserver 4.13.0 True False False 32m service-ca 4.13.0 True False False 38m storage 4.13.0 True False False 37m- 利用不可の Operator を設定します。
5.21.1. インストール時に削除されたイメージレジストリー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
共有可能なオブジェクトストレージを提供しないプラットフォームでは、OpenShift Image Registry Operator 自体が Removed としてブートストラップされます。これにより、openshift-installer がそれらのプラットフォームタイプでのインストールを完了できます。
インストール後に、Image Registry Operator 設定を編集して managementState を Removed から Managed に切り替える必要があります。これが完了したら、ストレージを設定する必要があります。
5.21.2. イメージレジストリーストレージの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Image Registry Operator は、デフォルトストレージを提供しないプラットフォームでは最初は利用できません。インストール後に、レジストリー Operator を使用できるようにレジストリーをストレージを使用するように設定する必要があります。
実稼働クラスターに必要な永続ボリュームの設定に関する手順が示されます。該当する場合、空のディレクトリーをストレージの場所として設定する方法が表示されます。これは、実稼働以外のクラスターでのみ利用できます。
アップグレード時に Recreate ロールアウトストラテジーを使用して、イメージレジストリーがブロックストレージタイプを使用することを許可するための追加の手順が提供されます。
5.21.2.1. VMware vSphere のレジストリーストレージの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、インストール後にレジストリーをストレージを使用できるように設定する必要があります。
前提条件
- クラスター管理者のパーミッション。
- VMware vSphere 上のクラスター。
Red Hat OpenShift Data Foundation など、クラスターのプロビジョニングされた永続ストレージ。
重要OpenShift Container Platform は、1 つのレプリカのみが存在する場合にイメージレジストリーストレージの
ReadWriteOnceアクセスをサポートします。ReadWriteOnceアクセスでは、レジストリーがRecreateロールアウト戦略を使用する必要もあります。2 つ以上のレプリカで高可用性をサポートするイメージレジストリーをデプロイするには、ReadWriteManyアクセスが必要です。- "100Gi" の容量が必要です。
テストにより、NFS サーバーを RHEL でコアサービスのストレージバックエンドとして使用することに関する問題が検出されています。これには、OpenShift Container レジストリーおよび Quay、モニタリングストレージ用の Prometheus、ロギングストレージ用の Elasticsearch が含まれます。そのため、コアサービスで使用される PV をサポートするために RHEL NFS を使用することは推奨されていません。
他の NFS の実装ではこれらの問題が検出されない可能性があります。OpenShift Container Platform コアコンポーネントに対して実施された可能性のあるテストに関する詳細情報は、個別の NFS 実装ベンダーにお問い合わせください。
手順
レジストリーをストレージを使用できるように設定するには、
configs.imageregistry/clusterリソースのspec.storage.pvcを変更します。注記共有ストレージを使用する場合は、外部からアクセスを防ぐためにセキュリティー設定を確認します。
レジストリー Pod がないことを確認します。
$ oc get pod -n openshift-image-registry -l docker-registry=default出力例
No resourses found in openshift-image-registry namespace注記出力にレジストリー Pod がある場合は、この手順を続行する必要はありません。
レジストリー設定を確認します。
$ oc edit configs.imageregistry.operator.openshift.io出力例
storage: pvc: claim:1 - 1
image-registry-storage永続ボリューム要求 (PVC) の自動作成を許可するには、claimフィールドを空白のままにします。PVC は、デフォルトのストレージクラスに基づいて生成されます。ただし、デフォルトのストレージクラスは、RADOS ブロックデバイス (RBD) などの ReadWriteOnce (RWO) ボリュームを提供する可能性があることに注意してください。これは、複数のレプリカに複製するときに問題を引き起こす可能性があります。
clusteroperatorステータスを確認します。$ oc get clusteroperator image-registry出力例
NAME VERSION AVAILABLE PROGRESSING DEGRADED SINCE MESSAGE image-registry 4.7 True False False 6h50m
5.21.2.2. 実稼働以外のクラスターでのイメージレジストリーのストレージの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Image Registry Operator のストレージを設定する必要があります。実稼働用以外のクラスターの場合、イメージレジストリーは空のディレクトリーに設定することができます。これを実行する場合、レジストリーを再起動するとすべてのイメージが失われます。
手順
イメージレジストリーストレージを空のディレクトリーに設定するには、以下を実行します。
$ oc patch configs.imageregistry.operator.openshift.io cluster --type merge --patch '{"spec":{"storage":{"emptyDir":{}}}}'警告実稼働用以外のクラスターにのみこのオプションを設定します。
Image Registry Operator がそのコンポーネントを初期化する前にこのコマンドを実行する場合、
oc patchコマンドは以下のエラーを出して失敗します。Error from server (NotFound): configs.imageregistry.operator.openshift.io "cluster" not found数分待機した後に、このコマンドを再び実行します。
5.21.2.3. VMware vSphere のブロックレジストリーストレージの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
イメージレジストリーがクラスター管理者によるアップグレード時に vSphere Virtual Machine Disk (VMDK) などのブロックストレージタイプを使用できるようにするには、Recreate ロールアウトストラテジーを使用できます。
ブロックストレージボリュームはサポートされますが、実稼働クラスターでのイメージレジストリーと併用することは推奨されません。レジストリーに複数のレプリカを含めることができないため、ブロックストレージにレジストリーが設定されているインストールに高可用性はありません。
手順
次のコマンドを入力してイメージレジストリーストレージをブロックストレージタイプとして設定し、レジストリーにパッチを適用して
Recreateロールアウトストラテジーを使用し、1つのレプリカのみで実行されるようにします。$ oc patch config.imageregistry.operator.openshift.io/cluster --type=merge -p '{"spec":{"rolloutStrategy":"Recreate","replicas":1}}'ブロックストレージデバイスの PV をプロビジョニングし、そのボリュームの PVC を作成します。要求されたブロックボリュームは ReadWriteOnce (RWO) アクセスモードを使用します。
以下の内容で
pvc.yamlファイルを作成して VMware vSpherePersistentVolumeClaimオブジェクトを定義します。kind: PersistentVolumeClaim apiVersion: v1 metadata: name: image-registry-storage1 namespace: openshift-image-registry2 spec: accessModes: - ReadWriteOnce3 resources: requests: storage: 100Gi4 次のコマンドを入力して、ファイルから
PersistentVolumeClaimオブジェクトを作成します。$ oc create -f pvc.yaml -n openshift-image-registry
次のコマンドを入力して、正しい PVC を参照するようにレジストリー設定を編集します。
$ oc edit config.imageregistry.operator.openshift.io -o yaml出力例
storage: pvc: claim:1 - 1
- カスタム PVC を作成することにより、
image-registry-storagePVC のデフォルトの自動作成のclaimフィールドを空のままにできます。
正しい PVC を参照するようにレジストリーストレージを設定する方法については、vSphere のレジストリーの設定 を参照 してください。