13.17. PrometheusK8sConfig


13.17.1. 説明

PrometheusK8sConfig リソースは、Prometheus コンポーネントの設定を定義します。

表示場所: ClusterMonitoringConfiguration

プロパティー説明

additionalAlertmanagerConfigs

[]AdditionalAlertmanagerConfig

Prometheus コンポーネントからアラートを受信する追加の Alertmanager インスタンスを設定します。デフォルトでは、追加の Alertmanager インスタンスは設定されません。

enforcedBodySizeLimit

string

Prometheus が取得したメトリクスに本体サイズの制限を適用します。収集された対象のボディーの応答が制限値よりも大きい場合には、スクレイピングは失敗します。制限なしを指定する空の値、Prometheus サイズ形式の数値 (64MBなど)、または文字列 automatic (制限がクラスターの容量に基づいて自動的に計算されることを示す) などの値が有効です。デフォルト値は空で、制限なしを意味します。

externalLabels

map[string]string

フェデレーション、リモートストレージ、Alertmanager などの外部システムと通信する際に、任意の時系列またはアラートに追加されるラベルを定義します。デフォルトでは、ラベルは追加されません。

logLevel

string

Prometheus のログレベル設定を定義します。使用できる値は、errorwarninfo、および debug です。デフォルト値は info です。

nodeSelector

map[string]string

Pod がスケジュールされるノードを定義します。

queryLogFile

string

PromQL クエリーがログに記録されるファイルを指定します。この設定は、ファイル名 (クエリーが /var/log/prometheusemptyDir ボリュームに保存される場合)、または emptyDir ボリュームがマウントされ、クエリーが保存される場所へのフルパスのいずれかです。/dev/stderr/dev/stdout、または /dev/null への書き込みはサポートされていますが、他の /dev/ パスへの書き込みはサポートされていません。相対パスもサポートされていません。デフォルトでは、PromQL クエリーはログに記録されません。

remoteWrite

[]RemoteWriteSpec

URL、認証、再ラベル付け設定など、リモート書き込み設定を定義します。

resources

*v1.ResourceRequirements

Prometheus コンテナーのリソース要求および制限を定義します。

retention

string

Prometheus がデータを保持する期間を定義します。この定義は、次の正規表現パターンを使用して指定する必要があります ([0-9]+(ms|s|m|h|d|w|y) (ms=ミリ秒、s=秒、m=分、h=時間、d=日、w=週、y=年))。デフォルト値は 15d です。

retentionSize

string

データブロックと先行書き込みログ (WAL) によって使用されるディスク領域の最大量を定義します。サポートされる値は、BKBKiBMBMiBGBGiBTBTiBPBPiBEB、および EiB です。デフォルトでは、制限は定義されません。

toleration

[]v1.Toleration

Pod の toleration を定義します。

topologySpreadConstraints

[]v1.TopologySpreadConstraint

Pod のトポロジー分散制約を定義します。

collectionProfile

CollectionProfile

Prometheus がプラットフォームコンポーネントからメトリクスを収集するために使用するメトリクスコレクションプロファイルを定義します。使用可能な値は、full または minimal です。full プロファイル (デフォルト) では、Prometheus はプラットフォームコンポーネントが公開するメトリクスをすべて収集します。minimal プロファイルでは、Prometheus はデフォルトのプラットフォームアラート、レコーディングルール、Telemetry、およびコンソールダッシュボードに必要なメトリクスのみ収集します。

volumeClaimTemplate

*monv1.EmbeddedPersistentVolumeClaim

Prometheus の永続ストレージを定義します。この設定を使用して、ストレージクラス、ボリュームサイズ、名前などの永続ボリューム要求を設定します。

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