5.3. 条件付き更新のリスク評価
条件付き更新 は、使用可能な更新ターゲットですが、クラスターに適用される既知のリスクのため推奨されません。Cluster Version Operator (CVO) は、OpenShift Update Service (OSUS) に定期的にクエリーを実行して、更新の推奨事項に関する最新のデータを取得します。ターゲットとなりうる一部の更新には、それに関連するリスクが含まれる可能性があります。
CVO は条件付きリスクを評価します。そのリスクがクラスターに当てはまらない場合、クラスターはそのターゲットバージョンを推奨される更新パスとして使用できます。リスクが当てはまると判断された場合、または何らかの理由で CVO がリスクを評価できない場合、クラスターはその更新ターゲットを条件付き更新として使用できます。
ターゲットバージョンに更新しようとしているときに条件付き更新が発生した場合は、クラスターをそのバージョンに更新するリスクを評価する必要があります。一般的に、そのターゲットバージョンに更新する必要性が特にない場合は、推奨される更新パスが Red Hat から提供されるまで待つのが最善です。
ただし、そのバージョンに更新する明確な理由がある場合 (たとえば重要な CVE を修正する必要がある場合など)、CVE を修正する利点が、更新によってクラスターに問題が発生するリスクを上回る可能性があります。以下のタスクを実行して、Red Hat の更新リスク評価に同意するか判断してください。
- 実稼働環境で問題なく更新を完了できると確信が持てるまで、非実稼働環境で幅広くテストしてください。
- 条件付き更新の説明に記載されているリンクを使用してバグを調査し、使用しているクラスターに問題を引き起こす可能性があるか判断します。リスクを把握するためにサポートが必要な場合は、Red Hat サポートにお問い合わせください。
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