1.7. agent.ISO の作成前の検証チェック
Agent-based Installer は、ISO が作成される前に、ユーザー定義の YAML ファイルに対して検証チェックを実行します。検証に成功すると、agent.ISO が作成されます。
install-config.yaml
-
baremetal
、vsphere
、およびnone
プラットフォームがサポートされています。 -
プラットフォームに
none
が使用されている場合には、コントロールプレーンレプリカの数は1
で、ワーカーレプリカの合計数は0
である必要があります。 -
none
プラットフォームの場合、networkType
パラメーターはOVNKubernetes
である必要があります。 -
apiVIPs
およびingressVIPs
パラメーターは、ベアメタルおよび vSphere プラットフォームに設定する必要があります。 -
agent-config.yaml
ファイルに相当するベアメタルプラットフォーム設定の一部のホスト固有フィールドは無視されます。これらのフィールドが設定されている場合、警告メッセージがログに記録されます。
agent-config.yaml
- 各インターフェイスには、定義された MAC アドレスが必要です。また、すべてのインターフェイスに異なる MAC アドレスが必要です。
- ホストごとに少なくとも 1 つのインターフェイスを定義する必要があります。
- World Wide Name (WWN) ベンダーエクステンションは、ルートデバイスのヒントではサポートされません。
-
host
オブジェクトのrole
パラメーターの値はmaster
またはworker
のいずれかである必要があります。
1.7.1. ZTP マニフェスト
agent-cluster-install.yaml
-
IPv6 の場合、
networkType
パラメーターでサポートされる唯一の値はOVNKubernetes
です。OpenShiftSDN
値は、IPv4 にのみ使用できます。
cluster-image-set.yaml
-
ReleaseImage
パラメーターは、インストーラーで定義されるリリースと一致する必要があります。