1.2. OpenShift Container Platform の IBM Z または IBM(R) LinuxONE へのインストール方法の選択


Assisted Installer を使用して、OpenShift Container Platform をインストールできます。この方法にはインストーラーのセットアップは必要なく、IBM Z のような接続された環境に最適です。詳細は、アシステッドインストーラーを使用したオンプレミスクラスターのインストール を参照してください。

注記

Assisted Installer を使用した IBM Z への OpenShift Container Platform のインストールは、RHEL KVM インストールでのみサポートされます。

OpenShift Container Platform はユーザーが独自にプロビジョニングするインフラストラクチャーにインストールすることもできます。インストールプログラムがプロビジョニングするインフラストラクチャーを使用しない場合は、クラスターリソースをユーザー自身で管理し、維持する必要があります。

Assisted Installer および user-provisioned インストールプロセスの詳細は、インストールプロセス を参照してください。

重要

ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーのインストールする手順は、例としてのみ提供されます。独自に提供するインフラストラクチャーでクラスターをインストールするには、IBM Z プラットフォームおよび OpenShift Container Platform のインストールプロセスについて理解している必要があります。ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーのインストール手順をガイドとして使用します。他の方法で必要なリソースを作成することもできます。

1.2.1. ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーでの BM Z への OpenShift Container Platform のインストール

ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーでは、ユーザーは OpenShift Container Platform に必要なすべてのリソースをプロビジョニングする必要があります。

  • z/VM を使用したクラスターの IBM Z および IBM® LinuxONE へのインストール: 独自にプロビジョニングする IBM Z または IBM® LinuxONE インフラストラクチャーに、z/VM を使用した OpenShift Container Platform をインストールできます。
  • ネットワークが制限された環境での z/VM を使用したクラスターの IBM Z および IBM® LinuxONE へのインストール: インストールリリースコンテンツの内部ミラーを使用して、ネットワークが制限または切断された環境で、独自にプロビジョニングする IBM Z または LinuxONE インフラストラクチャーに z/VM を使用した OpenShift Container Platform をインストールできます。この方法を使用して、ソフトウェアコンポーネントを取得するためにアクティブなインターネット接続を必要としないクラスターをインストールできます。また、このインストール方法を使用して、クラスターが外部コンテンツに対する組織の制御の条件を満たすコンテナーイメージのみを使用するようにすることもできます。
  • RHEL KVM を使用したクラスターの IBM Z および IBM® LinuxONE へのインストール: 独自にプロビジョニングする IBM Z または IBM® LinuxONE インフラストラクチャーに、KVM を使用した OpenShift Container Platform をインストールできます。
  • ネットワークが制限された環境での RHEL KVM を使用したクラスターの IBM Z および IBM® LinuxONE へのインストール: インストールリリースコンテンツの内部ミラーを使用して、ネットワークが制限または切断された環境で、独自にプロビジョニングする IBM Z または IBM® LinuxONE インフラストラクチャーに RHEL KVM を使用して OpenShift Container Platform をインストールできます。この方法を使用して、ソフトウェアコンポーネントを取得するためにアクティブなインターネット接続を必要としないクラスターをインストールできます。また、このインストール方法を使用して、クラスターが外部コンテンツに対する組織の制御の条件を満たすコンテナーイメージのみを使用するようにすることもできます。
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