2.7. アウトオブバンド管理
ノードには通常、ベースボード管理コントローラー (BMC) が使用する追加の NIC があります。これらの BMC は provisioner ノードからアクセスできる必要があります。
各ノードは、アウトバウンド管理でアクセスできるようにする必要があります。アウトバウンド管理ネットワークを使用する場合、provisioner ノードには、OpenShift Container Platform の正常なインストールを実行するためにアウトバウンドネットワークへのアクセスが必要になります。
このアウトバウンド管理設定は、このドキュメントでは扱いません。帯域外管理に個別の管理ネットワークを使用すると、パフォーマンスが向上し、セキュリティーが向上します。ただし、provisioning ネットワークまたはベアメタルネットワークの使用は有効なオプションになります。
ブートストラップ仮想マシンには、最大 2 つのネットワークインターフェイスがあります。帯域外管理用に別の管理ネットワークを設定し、プロビジョニングネットワークを使用している場合、ブートストラップ仮想マシンでは、いずれかのネットワークインターフェイスを介して管理ネットワークへのルーティングアクセスが必要になります。このシナリオでは、ブートストラップ仮想マシンは 3 つのネットワークにアクセスできます。
- ベアメタルネットワーク
- プロビジョニングネットワーク
- 管理インターフェイスの 1 つを介してルーティングされる管理ネットワーク