4.8. ホストの追加
クラスターリソースとインフラストラクチャー環境を設定したら、検出 ISO イメージをダウンロードします。次の 2 つのイメージから選択できます。
- 完全な ISO イメージ: ブートを自己完結型にする必要がある場合は、完全な ISO イメージを使用します。このイメージには、Assisted Installer エージェントを起動して開始するために必要なすべてが含まれています。ISO イメージのサイズは約 1GB です。
- 最小限の ISO イメージ: 仮想メディア接続の帯域幅が制限されている場合は、最小限の ISO イメージを使用します。これはデフォルト設定です。このイメージには、ネットワークを使用してホストを起動するために必要なものだけが含まれています。コンテンツの大部分は、起動時にダウンロードされます。ISO イメージのサイズは約 100MB です。
- これは、s390x アーキテクチャーで推奨される方法です。
どちらのイメージも同じインストール手順になります。イメージタイプを変更するには、この手順を実行する前に、インフラストラクチャー環境で image_type
設定を変更します。
前提条件
- クラスターが作成済みである。
- インフラストラクチャー環境を作成した。
- 設定が完了した。
- クラスターホストがプロキシーの使用を必要とするファイアウォールの背後にある場合、プロキシーサーバーの HTTP および HTTPS URL のユーザー名、パスワード、IP アドレス、およびポートを設定済みである。
-
イメージタイプを選択したか、デフォルトの
minimum-iso
を使用します。
手順
- 必要に応じて検出イメージを設定します。追加リソース の iPXE を使用したホストの起動 を参照してください。
API トークンを更新します。
$ source refresh-token
ダウンロード URL を取得します。
$ curl -H "Authorization: Bearer ${API_TOKEN}" \ https://api.openshift.com/api/assisted-install/v2/infra-envs/${INFRA_ENV_ID}/downloads/image-url
検出イメージをダウンロードします。
$ wget -O discovery.iso '<url>'
<url>
を前の手順のダウンロード URL に置き換えます。- 検出イメージを使用してホストを起動します。プラットフォームにインストールし、プラットフォームと統合したい場合は、詳細について以下の追加リソースを参照してください。
- ホストにロールを割り当てます。