14.3. 古い CPU モデルのノードラベルの管理
VM CPU モデルおよびポリシーがノードでサポートされている限り、ノードで仮想マシン (VM) をスケジュールできます。
14.3.1. 古い CPU モデルのノードラベリングについて
OpenShift Virtualization Operator は、古い CPU モデルの事前定義されたリストを使用して、ノードがスケジュールされた仮想マシンの有効な CPU モデルのみをサポートするようにします。
デフォルトでは、以下の CPU モデルはノード用に生成されたラベルのリストから削除されます。
例14.1 古い CPU モデル
					この事前定義された一覧は HyperConverged CR には表示されません。このリストから CPU モデルを 削除 できませんが、HyperConverged CR の spec.obsoleteCPUs.cpuModels フィールドを編集してリストに追加することはできます。
				
14.3.2. CPU 機能のノードのラベル付けについて
反復処理により、最小 CPU モデルのベース CPU 機能は、ノード用に生成されたラベルのリストから削除されます。
以下に例を示します。
- 
							環境には、PenrynとHaswellという 2 つのサポートされる CPU モデルが含まれる可能性があります。
- Penrynが- minCPUの CPU モデルとして指定される場合、- Penrynのベース CPU の各機能は- Haswellによってサポートされる CPU 機能のリストと比較されます。- 例14.2 - Penrynでサポートされる CPU 機能- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow - 例14.3 - Haswellでサポートされる CPU 機能- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
- Penrynと- Haswellの両方が特定の CPU 機能をサポートする場合、その機能にラベルは作成されません。ラベルは、- Haswellでのみサポートされ、- Penrynではサポートされていない CPU 機能用に生成されます。- 例14.4 反復後に CPU 機能用に作成されるノードラベル - Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
14.3.3. 古い CPU モデルの設定
					HyperConverged カスタムリソース (CR) を編集して、古い CPU モデルのリストを設定できます。
				
手順
- 古い CPU モデルを - obsoleteCPUs配列で指定して、- HyperConvergedカスタムリソースを編集します。以下に例を示します。- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow