2.9. mirror registry for Red Hat OpenShift のフラグ


mirror registry for Red Hat OpenShift では、次のフラグを使用できます。

フラグ説明

--autoApprove

対話型プロンプトを無効にするブール値。true に設定すると、ミラーレジストリーをアンインストールするときに quayRoot ディレクトリーが自動的に削除されます。指定しない場合には、デフォルトは false に設定されます。

--initPassword

Quay のインストール中に作成された init ユーザーのパスワード。空白を含まず、8 文字以上にする必要があります。

--initUser string

初期ユーザーのユーザー名を表示します。指定しない場合、デフォルトで init になります。

--no-color, -c

インストール、アンインストール、およびアップグレードコマンドの実行時に、ユーザーがカラーシーケンスを無効にして、それを Ansible に伝播できるようにします。

--quayHostname

クライアントがレジストリーへの接続に使用するミラーレジストリーの完全修飾ドメイン名。Quay config.yamlSERVER_HOSTNAME に相当します。DNS で解決する必要があります。指定しない場合は、デフォルトは <targetHostname>:8443 です。[1]

--quayStorage

Quay 永続ストレージデータが保存されるフォルダー。デフォルトは quay-storage Podman ボリュームです。アンインストールには root 権限が必要です。

--quayRoot, -r

rootCA.keyrootCA.pemrootCA.srl 証明書など、コンテナーイメージレイヤーと設定データが保存されるディレクトリー。指定しない場合、デフォルトは $HOME/quay-install です。

--sqliteStorage

SQLite データベースデータが保存されるフォルダー。指定されていない場合は、デフォルトで sqlite-storage Podman ボリュームになります。アンインストールするには root が必要です。

--ssh-key, -k

SSH ID キーのパス。指定しない場合、デフォルトは ~/.ssh/quay_installer です。

--sslCert

SSL/TLS 公開鍵/証明書へのパス。デフォルトは {quayRoot}/quay-config で、指定しない場合は自動生成されます。

--sslCheckSkip

config.yaml ファイルの SERVER_HOSTNAME に対する証明書のホスト名のチェックをスキップします。[2]

--sslKey

HTTPS 通信に使用される SSL/TLS 秘密鍵へのパス。デフォルトは {quayRoot}/quay-config で、指定しない場合は自動生成されます。

--targetHostname, -H

Quay のインストール先のホスト名。デフォルトは $HOST になります。たとえば、指定していない場合にはローカルホストになります。

--targetUsername, -u

SSH に使用するターゲットホストのユーザー。デフォルトは $USER です。たとえば、指定しない場合は現在のユーザーになります。

--verbose, -v

デバッグログと Ansible Playbook の出力を表示します。

--version

mirror registry for Red Hat OpenShift のバージョンを表示します。

  1. システムのパブリック DNS 名がローカルホスト名と異なる場合は、--quayHostname を変更する必要があります。さらに、--quayHostname フラグは、IP アドレスを使用したインストールをサポートしていません。ホスト名を使用してインストールする必要があります。
  2. --sslCheckSkipは、ミラーレジストリーがプロキシーの背後に設定されており、公開されているホスト名が内部の Quay ホスト名と異なる場合に使用されます。また、インストール中に、指定した Quay ホスト名に対して証明書の検証を行わない場合にも使用できます。
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