5.5. テクノロジープレビューの機能
現在、今回のリリースに含まれる機能にはテクノロジープレビューのものがあります。これらの実験的機能は、実稼働環境での使用を目的としていません。これらの機能に関しては、Red Hat カスタマーポータルの以下のサポート範囲を参照してください。
Prometheus を使用して次のメトリクスを監視できるようになりました。
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kubevirt_vmi_cpu_system_usage_seconds
は、ハイパーバイザーが消費した物理システム CPU 時間を返します。 -
kubevirt_vmi_cpu_user_usage_seconds
は、ハイパーバイザーが消費した物理ユーザー CPU 時間を返します。 -
kubevirt_vmi_cpu_usage_seconds
は、vCPU とハイパーバイザーの合計使用量を計算し、使用された合計 CPU 時間を秒単位で返します。
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- checkup を実行して、OpenShift Container Platform クラスターノードがパケット損失ゼロで Data Plane Development Kit (DPDK) ワークロードがある仮想マシンを実行できるか検証できるようになりました。
- 仮想マシンを DPDK ワークロードを実行するように設定 すると、ユーザー空間でのパケット処理を高速化するために、レイテンシーの短縮とスループットの向上を実現できます。
- 完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用して、クラスター外部から セカンダリーネットワークインターフェイスにアタッチされている仮想マシンにアクセス できるようになりました。
- OpenShift Virtualization VM によってホストされるワーカーノードを使用して OpenShift Container Platform クラスターを作成できるようになりました。詳細は、Red Hat Advanced Cluster Management (RHACM) ドキュメントの OpenShift Virtualization でのホストされたコントロールプレーンクラスターの管理 を参照してください。
- Microsoft Windows 11 をゲスト OS として使用できるようになりました。ただし、OpenShift Virtualization 4.13 は、BitLocker リカバリーの重要な機能に必要な USB ディスクをサポートしていません。回復キーを保護するには、BitLocker recovery guide で説明されている他の方法を使用します。