4.9. ホストの変更


ホストを追加したら、必要に応じてホストを変更します。最も一般的な変更は、host_name および host_role パラメーターに対するものです。

/v2/infra-envs/{infra_env_id}/hosts/{host_id} エンドポイントを使用してホストを変更できます。ホストの変更時に設定できるフィールドの詳細は、API ビューアーhost-update-params モデルを参照してください。

ホストは、次の 2 つのロールのいずれかになります。

  • master: マスター ロールを持つホストは、コントロールプレーンホストとして動作します。
  • worker: worker ロールを持つホストは、ワーカーホストとして動作します。

デフォルトでは、アシステッドインストーラーはホストを auto-assign に設定します。これは、ホストが master ロールか worker ロールかを、インストールプログラムが判断することを意味します。以下の手順を使用して、ホストのロールを設定します。

前提条件

  • ホストをクラスターに追加した。

手順

  1. API トークンを更新します。

    $ source refresh-token
  2. ホスト ID を取得します。

    $ curl -s -X GET "https://api.openshift.com/api/assisted-install/v2/clusters/$CLUSTER_ID" \
    --header "Content-Type: application/json" \
      -H "Authorization: Bearer $API_TOKEN" \
    | jq '.host_networks[].host_ids'
  3. z/VM を使用した IBM Z (s390x)へのインストールには、追加のカーネル引数が必要です。

    1. 一致するノードの hostID を取得するには、以下のコマンドを実行します。

      curl https://api.openshift.com/api/assisted-install/v2/infra-envs/$INFRA_ENV_ID/hosts -H "Authorization: Bearer ${API_TOKEN}" | jq '.[]|[.id,.requested_hostname] | join("|")'
    2. 必要なカーネル引数を指定するには、以下のコマンドを実行します。

      curl https://api.stage.openshift.com/api/assisted-install/v2/infra-envs/${INFRA_ENV_ID}/hosts/$1/installer-args \
      -X PATCH \
      -H "Authorization: Bearer ${API_TOKEN}" \
      -H "Content-Type: application/json" \
      -d '
      {
      "args": [
      "--append-karg", "rd.neednet=1",
      "--append-karg", "ip=10.14.6.3::10.14.6.1:255.255.255.0:master-0.boea3e06.lnxero1.boe:encbdd0:none",
      "--append-karg", "nameserver=10.14.6.1",
      "--append-karg", "ip=[fd00::3]::[fd00::1]:64::encbdd0:none",
      "--append-karg", "nameserver=[fd00::1]",
      "--append-karg", "zfcp.allow_lun_scan=0",
      "--append-karg", "rd.znet=qeth,0.0.bdd0,0.0.bdd1,0.0.bdd2,layer2=1",
      "--append-karg", "rd.dasd=0.0.5235"
      ]
      }
      ' | jq
      注記

      各ホストに特定のカーネル引数が含まれる場合があります。

      出力例

      [
        "1062663e-7989-8b2d-7fbb-e6f4d5bb28e5"
      ]

  4. ホストを変更します。

    $ curl https://api.openshift.com/api/assisted-install/v2/infra-envs/${INFRA_ENV_ID}/hosts/<host_id> \ 1
    -X PATCH \
    -H "Authorization: Bearer ${API_TOKEN}" \
    -H "Content-Type: application/json" \
    -d '
        {
          "host_role":"worker"
          "host_name" : "worker-1"
        }
    ' | jq
    1
    <host_id> をホストの ID に置き換えます。
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