11.8. マシン設定プールの一時停止の解除
OpenShift Container Platform の更新が完了したら、カスタムマシン設定プール (MCP) の一時停止を 1 つずつ解除します。MCP の一時停止を解除すると、Machine Config Operator(MCO) はその MCP に関連付けられたノードを更新できます。
手順
一時停止を解除する MCP にパッチを適用します。
$ oc patch mcp/<mcp_name> --patch '{"spec":{"paused":false}}' --type=merge
以下に例を示します。
$ oc patch mcp/workerpool-canary --patch '{"spec":{"paused":false}}' --type=merge
出力例
machineconfigpool.machineconfiguration.openshift.io/workerpool-canary patched
オプション: 次のいずれかの方法を使用して、更新の進行状況を確認します。
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Web コンソールから Administration
Cluster settings をクリックして進行状況を確認します。 次のコマンドを実行して進行状況を確認します。
$ oc get machineconfigpools
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Web コンソールから Administration
- 更新されたノードでアプリケーションをテストし、想定通りに機能していることを確認します。
- 他の一時停止中の MCP についても、1 つずつこのプロセスを繰り返します。
更新されたノードでアプリケーションが機能しないなどの障害が発生した場合は、プール内のノードを遮断してドレイン (解放) できます。これにより、アプリケーション Pod が他のノードに移動され、アプリケーションのサービス品質を維持できます。この最初の MCP は追加の容量よりも大きくすることはできません。