5.11. Azure Stack Hub インフラストラクチャー用の RHCOS クラスターイメージのデプロイ


OpenShift Container Platform ノードに Microsoft Azure Stack Hub 用の有効な Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージを使用する必要があります。

前提条件

  • Azure アカウントを設定します。
  • クラスターの Ignition 設定ファイルを生成します。
  • RHCOS 仮想ハードディスク (VHD) クラスターイメージを Azure ストレージコンテナーに保存します。
  • ブートストラップ Ignition 設定ファイルを Azure ストレージコンテナーに保存します。

手順

  1. このトピックの イメージストレージの ARM テンプレートセクションからテンプレートをコピーし、これを 02_storage.json としてクラスターのインストールディレクトリーに保存します。このテンプレートは、クラスターに必要なイメージストレージを記述しています。
  2. RHCOS VHD blob URL を変数としてエクスポートします。

    $ export VHD_BLOB_URL=`az storage blob url --account-name ${CLUSTER_NAME}sa --account-key ${ACCOUNT_KEY} -c vhd -n "rhcos.vhd" -o tsv`
  3. クラスターイメージのデプロイ

    $ az deployment group create -g ${RESOURCE_GROUP} \
      --template-file "<installation_directory>/02_storage.json" \
      --parameters vhdBlobURL="${VHD_BLOB_URL}" \ 1
      --parameters baseName="${INFRA_ID}" \ 2
      --parameters storageAccount="${CLUSTER_NAME}sa" \ 3
      --parameters architecture="<architecture>" 4
    1
    マスターマシンおよびワーカーマシンを作成するために使用される RHCOS VHD の blob URL。
    2
    リソース名で使用されるベース名。これは通常クラスターのインフラストラクチャー ID です。
    3
    Azure ストレージアカウントの名前。
    4
    システムアーキテクチャーを指定します。有効な値は、x64 (デフォルト) または Arm64 です。

5.11.1. イメージストレージの ARM テンプレート

以下の Azure Resource Manager (ARM) テンプレートを使用し、OpenShift Container Platform クラスターに必要な保存された Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) をデプロイすることができます。

例5.2 02_storage.json ARM テンプレート

link:https://raw.githubusercontent.com/openshift/installer/release-4.13/upi/azurestack/02_storage.json[]
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