15.2. Cloud Credential Operator ユーティリティーを使用した GCP リソースの削除


GCP Workload Identity を使用し、手動モードで Cloud Credential Operator (CCO) を使用して OpenShift Container Platform クラスターをアンインストールした後にリソースをクリーンアップするには、CCO ユーティリティー (ccoctl) を使用してインストール時に ccoctl が作成した GCP リソースを削除します。

前提条件

  • ccoctl バイナリーをデプロイメントして準備します。
  • GCP Workload Identity を使用して手動モードで CCO を使用して OpenShift Container Platform クラスターをインストールします。

手順

  1. 以下のコマンドを実行して、OpenShift Container Platform リリースイメージを取得します。

    $ RELEASE_IMAGE=$(./openshift-install version | awk '/release image/ {print $3}')
  2. 以下のコマンドを実行して、OpenShift Container Platform リリースイメージから CredentialsRequest カスタムリソース (CR) のリストを抽出します。

    $ oc adm release extract --credentials-requests \
      --cloud=gcp \
      --to=<path_to_directory_with_list_of_credentials_requests>/credrequests \ 1
      $RELEASE_IMAGE
    1
    credrequests は、CredentialsRequest オブジェクトのリストが格納されるディレクトリーです。ディレクトリーが存在しない場合、このコマンドはディレクトリーを作成します。
  3. ccoctl が作成した GCP リソースを削除します。

    $ ccoctl gcp delete \
      --name=<name> \ 1
      --project=<gcp_project_id> \ 2
      --credentials-requests-dir=<path_to_directory_with_list_of_credentials_requests>/credrequests
    1
    <name> は、クラウドリソースを最初に作成してタグ付けするために使用された名前と一致します。
    2
    <gcp_project_id> は、クラウドリソースを削除する GCP プロジェクト ID です。

検証

  • リソースが削除されたことを確認するには、GCP にクエリーを実行します。詳細は、GCP ドキュメントをご覧ください。
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