14.4. クラスターのインストール


14.4.1. OpenShift Container Platform インストーラーを使用したクラスターのデプロイ

OpenShift Container Platform インストーラーを実行します。

$ ./openshift-baremetal-install --dir ~/clusterconfigs --log-level debug create cluster
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14.4.2. インストールの進行状況を追跡

デプロイメントプロセスで、tail コマンドを install ディレクトリーフォルダーの .openshift_install.log ログファイルに対して実行して、インストールの全体のステータスを確認できます。

$ tail -f /path/to/install-dir/.openshift_install.log
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14.4.3. 静的 IP アドレス設定の検証

クラスターノードの DHCP 予約で無限リースが指定されている場合、インストーラーがノードを正常にプロビジョニングした後に、dispatcher スクリプトはノードのネットワーク設定をチェックします。ネットワーク設定に無限 DHCP リースが含まれているとスクリプトが判断すると、DHCP リースの IP アドレスを静的 IP アドレスとして使用して新規接続を作成します。

注記

dispatcher スクリプトは、クラスター内の他のノードのプロビジョニングの進行中に、正常にプロビジョニングされたノードで実行される場合があります。

ネットワーク設定が正しく機能していることを確認します。

手順

  1. ノードのネットワークインターフェイス設定を確認してください。
  2. DHCP サーバーをオフにし、OpenShift Container Platform ノードを再起動して、ネットワーク設定が適切に機能していることを確認します。

14.4.4. ベアメタルにクラスターを再インストールする準備

ベアメタルにクラスターを再インストールする前に、クリーンアップ操作を実行する必要があります。

手順

  1. ブートストラップ、コントロールプレーンノード、およびワーカーノードのディスクを削除または再フォーマットします。ハイパーバイザー環境で作業している場合は、削除したディスクを追加する必要があります。
  2. 以前のインストールで生成されたアーティファクトを削除します。

    $ cd ; /bin/rm -rf auth/ bootstrap.ign master.ign worker.ign metadata.json \
    .openshift_install.log .openshift_install_state.json
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  3. 新しいマニフェストと Ignition 設定ファイルを生成します。詳細は、「Kubernetes マニフェストおよび Ignition 設定ファイルの作成」を参照してください。
  4. インストールプログラムが作成した新規ブートストラップ、コントロールプレーン、およびコンピュートノード Ignition 設定ファイルを HTTP サーバーにアップロードします。これにより、以前の Ignition ファイルが上書きされます。
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