12.2.4. コントロールプレーンマシンセットのカスタムリソースの作成
コントロールプレーンマシンセットを使用するには、クラスターの正しい設定を持つ ControlPlaneMachineSet カスタムリソース (CR) が存在することを確認する必要があります。CR が生成されていないクラスターでは、CR を手動で作成してアクティブ化する必要があります。
CR の構造とパラメーターの詳細は、「コントロールプレーンマシンセットの設定」を参照してください。
手順
次のテンプレートを使用して YAML ファイルを作成します。
コントロールプレーンマシンセットの CR YAML ファイルテンプレート
apiVersion: machine.openshift.io/v1 kind: ControlPlaneMachineSet metadata: name: cluster namespace: openshift-machine-api spec: replicas: 3 selector: matchLabels: machine.openshift.io/cluster-api-cluster: <cluster_id>1 machine.openshift.io/cluster-api-machine-role: master machine.openshift.io/cluster-api-machine-type: master state: Active2 strategy: type: RollingUpdate3 template: machineType: machines_v1beta1_machine_openshift_io machines_v1beta1_machine_openshift_io: failureDomains: platform: <platform>4 <platform_failure_domains>5 metadata: labels: machine.openshift.io/cluster-api-cluster: <cluster_id>6 machine.openshift.io/cluster-api-machine-role: master machine.openshift.io/cluster-api-machine-type: master spec: providerSpec: value: <platform_provider_spec>7 - 1
- クラスターのプロビジョニング時に設定したクラスター ID を基にするインフラストラクチャー ID を指定します。
ControlPlaneMachineSetCR を作成するときに、この値を指定する必要があります。OpenShift CLI (oc) がインストールされている場合は、以下のコマンドを実行してインフラストラクチャー ID を取得できます。$ oc get -o jsonpath='{.status.infrastructureName}{"\n"}' infrastructure cluster - 2
- Operator の状態を指定します。状態が
Inactiveの場合、Operator は操作できません。値をActiveに設定することで、Operator をアクティブ化できます。重要CR をアクティブ化する前に、その設定がクラスター要件に対して正しいことを確認する必要があります。
- 3
- クラスターの更新戦略を指定します。許可される値は
OnDeleteとRollingUpdateです。デフォルト値はRollingUpdateです。 - 4
- クラウドプロバイダーのプラットフォーム名を指定します。使用できる値は
AWS、Azure、およびGCPです。 - 5
- クラスターの
<platform_failure_domains>設定を追加します。このセクションのフォーマットと値はプロバイダー固有です。詳細は、クラウドプロバイダーの障害ドメイン設定サンプルを参照してください。注記VMware vSphere は、コントロールプレーンマシンセットの障害ドメインをサポートしていません。vSphere クラスターの場合、machine
_v1beta1_machine_openshift_ioセクションにfailureDomainsスタンザを指定しないでください。 - 6
- インフラストラクチャー ID を指定します。
- 7
- クラスターの
<platform_provider_spec>設定を追加します。このセクションのフォーマットと値はプロバイダー固有です。詳細は、クラウドプロバイダーのサンプルプロバイダー仕様を参照してください。
- コントロールプレーンマシンセット CR のサンプル YAML を参照し、クラスター設定に適した値をファイルに入力します。
- クラウドプロバイダーのサンプル障害ドメイン設定とサンプルプロバイダー仕様を参照し、ファイルのこれらのセクションを適切な値で更新します。
-
設定が正しい場合は、
.spec.stateフィールドをActiveに設定し、変更を保存して CR をアクティブにします。 次のコマンドを実行して、YAML ファイルから CR を作成します。
$ oc create -f <control_plane_machine_set>.yaml<control_plane_machine_set>は、CR 設定を含む YAML ファイルの名前です。