10.3.5. Loki ログへのアクセスの詳細設定


ロギング 5.8 以降では、Red Hat OpenShift Logging Operator はデフォルトですべてのユーザーにログへのアクセスを許可しません。Operator のアップグレード後に以前の設定を適用していない限り、管理者はユーザーのアクセスを設定する必要があります。設定とニーズに応じて、以下を使用してログへのアクセスを細かく設定できます。

  • クラスター全体のポリシー
  • スコープ指定が namespace のポリシー
  • カスタム管理者グループの作成

管理者は、デプロイメントに適したロールバインディングとクラスターのロールバインディングを作成する必要があります。Red Hat OpenShift Logging Operator には、次のクラスターロールがあります。

  • cluster-logging-application-view は、アプリケーションログの読み取り権限を付与します。
  • cluster-logging-infrastructure-view は、インフラストラクチャーログの読み取り権限を付与します。
  • cluster-logging-audit-view は、監査ログの読み取り権限を付与します。

以前のバージョンからアップグレードした場合、追加のクラスターロール logging-application-logs-reader と関連するクラスターロールバインディング logging-all-authenticated-application-logs-reader により下位互換性が提供され、認証されたユーザーに namespace の読み取り権限が許可されます。

注記

namespace ごとのアクセス権を持つユーザーは、アプリケーションログをクエリーする際に namespace を提供する必要があります。

10.3.5.1. クラスター全体のアクセス

クラスターロールバインディングリソースはクラスターロールを参照し、クラスター全体に権限を設定します。

ClusterRoleBinding の例

kind: ClusterRoleBinding
apiVersion: rbac.authorization.k8s.io/v1
metadata:
  name: logging-all-application-logs-reader
roleRef:
  apiGroup: rbac.authorization.k8s.io
  kind: ClusterRole
  name: cluster-logging-application-view 
1

subjects: 
2

- kind: Group
  name: system:authenticated
  apiGroup: rbac.authorization.k8s.io

1
cluster-logging-infrastructure-view および cluster-logging-audit-view は、追加の ClusterRoles です。
2
このオブジェクトが適用されるユーザーまたはグループを指定します。
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