6.3. インストール後の Ignition 設定の変更
Machine 設定プールはノードのクラスターおよびそれらの対応するマシン設定を管理します。マシン設定にはクラスターの設定情報が含まれます。既知のすべてのマシン設定プールを一覧表示するには、以下を実行します。
$ oc get machineconfigpools
出力例
NAME CONFIG UPDATED UPDATING DEGRADED master master-1638c1aea398413bb918e76632f20799 False False False worker worker-2feef4f8288936489a5a832ca8efe953 False False False
すべてのマシン設定を一覧表示するには、以下を実行します。
$ oc get machineconfig
出力例
NAME GENERATEDBYCONTROLLER IGNITIONVERSION CREATED OSIMAGEURL 00-master 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.1.0 16m 00-master-ssh 4.0.0-0.150.0.0-dirty 16m 00-worker 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.1.0 16m 00-worker-ssh 4.0.0-0.150.0.0-dirty 16m 01-master-kubelet 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.1.0 16m 01-worker-kubelet 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.1.0 16m master-1638c1aea398413bb918e76632f20799 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.1.0 16m worker-2feef4f8288936489a5a832ca8efe953 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.1.0 16m
Machine Config Operator が Machineconfig を適用するときの動作は Ignition とは若干異なります。マシン設定は (00* から 99* までの) 順序で読み取られます。マシン設定内のラベルは、それぞれのノードのタイプ (マスターまたはワーカー) を特定します。同じファイルが複数のマシン設定ファイルに表示される場合、最後のファイルが有効になります。たとえば、99* ファイルに出現するファイルは、00* ファイルに出現する同一のファイルを置き換えます。入力された MachineConfig
オブジェクトはレンダリングされた MachineConfig
オブジェクトに結合されます。 これは Operator のターゲットとして使用され、マシン設定プールで確認できる値です。
マシン設定から管理されているファイルを表示するには、特定の MachineConfig
オブジェクト内で “Path:" を検索します。以下は例になります。
$ oc describe machineconfigs 01-worker-container-runtime | grep Path:
出力例
Path: /etc/containers/registries.conf Path: /etc/containers/storage.conf Path: /etc/crio/crio.conf
マシン設定ファイルには (10-worker-container-runtime などの) より新しい名前を付けてください。各ファイルの内容については、URL 形式のデータであることに留意してください。次に、新規マシン設定をクラスターに適用します。