4.3.2. アプリケーションの復元
アプリケーションのバックアップを復元するには、Restore
カスタムリソース (CR) を作成します。
復元フック を作成して、init コンテナー、アプリケーションコンテナーの起動前、またはアプリケーションコンテナー自体でコマンドを実行できます。
4.3.2.1. 復元 CR の作成
Restore
CR を作成して、Backup
カスタムリソース (CR) を復元します。
前提条件
- OpenShift API for Data Protection (OADP) Operator をインストールする必要があります。
-
DataProtectionApplication
CR はReady
状態である必要があります。 -
Velero
Backup
CR が必要です。 - バックアップ時に永続ボリューム (PV) の容量が要求されたサイズと一致するよう、要求されたサイズを調整します。
手順
次の例のように、
Restore
CR を作成します。apiVersion: velero.io/v1 kind: Restore metadata: name: <restore> namespace: openshift-adp spec: backupName: <backup> 1 excludedResources: - nodes - events - events.events.k8s.io - backups.velero.io - restores.velero.io - resticrepositories.velero.io restorePVs: true
- 1
Backup
CR の名前
Restore
CR のステータスがCompleted
したことを確認します。$ oc get restore -n openshift-adp <restore> -o jsonpath='{.status.phase}'
バックアップリソースが復元されたことを確認します。
$ oc get all -n <namespace> 1
- 1
- バックアップした名前空間。