7.6.2. Pod ステータスの確認
Pod のステータスおよびエラー状態をクエリーできます。Pod に関連するデプロイメント設定をクエリーし、ベースイメージの可用性を確認することもできます。
前提条件
-
cluster-admin
ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている。 -
skopeo
がインストールされている。
手順
プロジェクトに切り替えます。
$ oc project <project_name>
namespace 内で実行されている Pod、Pod のステータス、エラーの状態、再起動、および経過時間を一覧表示します。
$ oc get pods
namespace がデプロイメント設定で管理されているかどうかを判別します。
$ oc status
namespace がデプロイメント設定で管理される場合、出力には、デプロイメント設定名とベースイメージの参照が含まれます。
前述のコマンドの出力で参照されているベースイメージを検査します。
$ skopeo inspect docker://<image_reference>
ベースイメージの参照が正しくない場合は、デプロイメント設定の参照を更新します。
$ oc edit deployment/my-deployment
デプロイメント設定が終了時に変更されると、設定が自動的に再デプロイされます。デプロイメントの進行中に Pod ステータスを確認し、問題が解決されているかどうかを判別します。
$ oc get pods -w
Pod の失敗に関連する診断情報については、namespace 内でイベントを確認します。
$ oc get events