7.18.12. デフォルトの OS イメージの作成および使用
デフォルトのオペレーティングシステム (OS) イメージ は、OS とドライバーなどの OS のすべての設定を含む起動可能なディスクです。デフォルトの OS イメージを使用して、特定の設定で起動可能な仮想マシンを作成します。
デフォルトの OS イメージを使用するには、最新バージョンの OpenShift Virtualization をインストールする必要があります。次に、OpenShift Container Platform Web コンソールを使用してデフォルトの OS イメージを PVC にアップロードし、 永続ボリューム要求 (PVC) を作成します。アップロード後に、Web コンソールでウィザードを使用してアップロードしたイメージから仮想マシンまたは仮想マシンテンプレートを作成します。
7.18.12.1. デフォルトの OS イメージを保存する永続ボリューム要求 (PVC) の作成
以下の手順に従って、デフォルトのオペレーティングシステム (OS) イメージをアップロードし、保存するのに使用する Persistent Volume Claim(永続ボリューム要求、PVC) を作成します。
前提条件
-
os-images.kubevirt.io:edit
RBAC ロールを持つユーザー、または管理者としてログインしている。
手順
- デフォルトの OS イメージとしてアップロードして保存する起動可能なディスクのローカルイメージを選択します。
- OpenShift Container Platform Web コンソールで、サイドバーメニューから Storage > Persistent Volume Claims をクリックします。Persistent Volume Claim ページが表示されます。
- Create Persistent Volume Claim ボタンをクリックし、With Data upload form オプションを選択します。
デフォルト OS イメージをアップロードし、保存するために使用される PVC を作成するために、Upload Data to Persistent Volume Claim フォームを完了します。
- Browse をクリックして、起動可能なイメージを特定して、デフォルトの OS イメージとしてアップロードし、保存します。
- Attach this data to a Virtual Machine operating system チェックボックスを選択します。
- Operating System 一覧からアップロードする必要のある起動可能なディスクの OS を選択します。
- Storage Class 一覧で使用するストレージクラスを選択します。
- Size フィールドに作成する PVC のサイズを入力します。
- Access Mode を選択します。
- Create をクリックして PVC を作成します。
Persistent Volume Claim Details 画面には、作成した PVC についての情報が表示されます。