1.8.28. RHBA-2021:2157 - OpenShift Container Platform 4.6.32 バグ修正の更新
発行日: 2021-06-08
OpenShift Container Platform リリース 4.6.32 が公開されました。この更新に含まれるバグ修正の一覧は、RHBA-2021:2157 アドバイザリーにまとめられています。この更新に含まれる RPM パッケージは RHBA-2021:2158 アドバイザリーで提供されています。
以下のコマンドを実行して、本リリースでコンテナーイメージを表示できます。
$ oc adm release info 4.6.32 --pullspecs
1.8.28.1. バグ修正
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これまでは、[ロール]ページの[Role Bindings]タブから新しいバインディングを作成すると、Web コンソールで誤ったロール名と namespace がフォームに入力されていました。このリリースでは、新しいバインディングにはデフォルトの
cluster-admin
ロールが設定されています。(BZ#1950490) -
以前のバージョンでは、namespace は Machine Config Operator
relatedObjects
リソースになく、そのために一部のオンプレミスサービスのログはmust-gather
で収集されませんでした。今回のリリースにより、必要な namespace が Machine Config OperatorrelatedObjects
リソースに追加され、オンプレミスサービスのログはmust-gather
で収集されるようになりました。(BZ#1955715) - 以前のバージョンでは、CCO デプロイメントが正常ではない場合に、Cloud Credential Operator (CCO) および Cluster Version Operator (CVO) の両方が報告しました。これにより、問題がある場合に 2 つのレポートが作成されました。今回のリリースにより、CCO はデプロイメントが正常ではない場合に報告しなくなりました。(BZ#1958959)
- これまでは、あるサービスのメンバーで発生したトラフィックがロードバランサーによって同じメンバーにリダイレクトされた場合、Open Virtual Network(OVN) はパケットのソース IP アドレスをロードバランサーの IP アドレスに変更していました。ネットワークポリシーを適用すると、この種のトラフィックが不必要にブロックされることがありました。このリリースでは、Kuryr はネットワークポリシーの namespace にあるすべてのサービスの IP アドレスに対するトラフィックを開き、そのトラフィックはブロックされません。(BZ#1963846)