7.9.2. QEMU ゲストエージェントの Windows 仮想マシンへのインストール


Windows 仮想マシンの場合、QEMU ゲストエージェントは、以下の手順のいずれかを使用してインストールできる VirtIO ドライバーに含まれています。

7.9.2.1. VirtIO ドライバーの既存 Windows 仮想マシンへのインストール

VirtIO ドライバーを、割り当てられた SATA CD ドライブから既存の Windows 仮想マシンにインストールします。

注記

この手順では、ドライバーを Windows に追加するための汎用的なアプローチを使用しています。このプロセスは Windows のバージョンごとに若干異なる可能性があります。特定のインストール手順については、お使いの Windows バージョンについてのインストールドキュメントを参照してください。

手順

  1. 仮想マシンを起動し、グラフィカルコンソールに接続します。
  2. Windows ユーザーセッションにログインします。
  3. Device Manager を開き、Other devices を拡張して、Unknown device を一覧表示します。

    1. Device Properties を開いて、不明なデバイスを特定します。デバイスを右クリックし、Properties を選択します。
    2. Details タブをクリックし、Property リストで Hardware Ids を選択します。
    3. Hardware IdsValue をサポートされる VirtIO ドライバーと比較します。
  4. デバイスを右クリックし、Update Driver Software を選択します。
  5. Browse my computer for driver software をクリックし、VirtIO ドライバーが置かれている割り当て済みの SATA CD ドライブの場所に移動します。ドライバーは、ドライバーのタイプ、オペレーティングシステム、および CPU アーキテクチャー別に階層的に編成されます。
  6. Next をクリックしてドライバーをインストールします。
  7. 必要なすべての VirtIO ドライバーに対してこのプロセスを繰り返します。
  8. ドライバーのインストール後に、Close をクリックしてウィンドウを閉じます。
  9. 仮想マシンを再起動してドライバーのインストールを完了します。
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