7.15.4.2. 仮想マシンをインポートするための前提条件
仮想マシンを Red Hat Virtualization (RHV) から OpenShift Virtualization にインポートするには、以下の前提条件を満たす必要があります。
- 管理者ユーザー権限があること。
ストレージ:
- OpenShift Virtualization のローカルおよび共有永続ストレージクラスは、仮想マシンのインポートをサポートする必要があります。
- Ceph RBD ブロックモードのボリュームを使用している場合、ストレージは仮想ディスクに対応するのに十分な大きさである必要があります。ディスクが利用可能なストレージに対して大きすぎると、インポートプロセスが失敗し、仮想ディスクのコピーに使用される PV は解放されません。
ネットワーク:
- RHV および OpenShift Virtualization ネットワークは同じ名前を持つか、または相互にマップされる必要があります。
-
RHV 仮想マシンネットワークインターフェイスは
e1000
、rtl8139
、またはvirtio
である必要があります。
仮想マシンディスク:
-
ディスクインターフェイスは
sata
、virtio_scsi
、またはvirtio
である必要があります。 - ディスクは直接の LUN として設定することはできません。
-
ディスクのステータスは
illegal
またはlocked
にすることができません。 -
ストレージタイプは
image
である必要があります。 - SCSI 予約を無効にする必要があります。
-
ScsiGenericIO
を無効にする必要があります。
-
ディスクインターフェイスは
仮想マシンの設定:
- 仮想マシンが GPU リソースを使用する場合は、GPU を提供するノードを設定する必要があります。
- 仮想マシンを vGPU リソース用に設定することはできません。
-
仮想マシンには、
illegal
状態のスナップショットを含めることはできません。 - 仮想マシンは OpenShift Container Platform で作成されから、その後に RHV に追加することはできません。
- 仮想マシンを USB デバイス用に設定することはできません。
-
watchdog モデルは
diag288
にすることができません。