4.4.3. OpenShift CLI ツールを使用した Velero リソースのデバッグ


OpenShift CLI ツールを使用して Velero カスタムリソース (CR) と Velero Pod ログを確認することで、失敗したバックアップまたは復元をデバッグできます。

Velero CR

oc describe コマンドを使用して、Backup または Restore CR に関連する警告とエラーの要約を取得します。

$ oc describe <velero_cr> <cr_name>
Velero Pod ログ

oc logs コマンドを使用して、Velero Pod ログを取得します。

$ oc logs pod/<velero>
Velero Pod のデバッグログ

次の例に示すとおり、DataProtectionApplication リソースで Velero ログレベルを指定できます。

注記

このオプションは、OADP 1.0.3 以降で使用できます。

apiVersion: oadp.openshift.io/v1alpha1
kind: DataProtectionApplication
metadata:
  name: velero-sample
spec:
  configuration:
    velero:
      logLevel: warning

次の logLevel 値を使用できます。

  • trace
  • debug
  • info
  • warning
  • error
  • 致命的
  • panic

ほとんどのログには debug を使用することをお勧めします。

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