7.8. 障害が発生したノードの解決による仮想マシンのフェイルオーバーのトリガー
ノードに障害が発生し、マシンヘルスチェック がクラスターにデプロイされていない場合、RunStrategy: Always
が設定された仮想マシン (VM) は正常なノードに自動的に移動しません。仮想マシンのフェイルオーバーをトリガーするには、Node
オブジェクトを手動で削除する必要があります。
注記
インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャー を使用してクラスターをインストールし、マシンヘルスチェックを適切に設定している場合は、以下のようになります。
- 障害が発生したノードは自動的に再利用されます。
-
RunStrategy
がAlways
またはRerunOnFailure
に設定された仮想マシンは正常なノードで自動的にスケジュールされます。
7.8.1. 前提条件
-
仮想マシンが実行されているノードには
NotReady
状態 が設定されている。 -
障害のあるノードで実行されていた仮想マシンでは、
RunStrategy
がAlways
に設定されている。 -
OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている。