3.10. ログキュレーターの設定


ログの保持時間を設定することができます。デフォルトの Elasticsearch ログストアが、インフラストラクチャーログ、アプリケーションログ、監査ログなどの 3 つのログソースごとに個別の保持ポリシーを設定してインデックスを保持する期間を指定できます。手順については、ログ保持時間の設定 について参照してください。

注記

ログデータのキュレーションには、ログ保持時間を設定することが推奨されます。これは、現在のデータモデルと OpenShift Container Platform 4.4 以前のバージョンの以前のデータモデルの両方で機能します。

オプションで、OpenShift Container Platform 4.4 以前からデータモデルを使用する Elasticsearch インデックスを削除するには、Elasticsearch Curator を使用することもできます。以下のセクションでは、Elasticsearch Curator を使用する方法について説明します。

重要

Elasticsearch Curator は OpenShift Container Platform 4.7 (OpenShift Logging 5.0) で非推奨となり、OpenShift Logging 5.1 で削除されます。

3.10.1. Curator スケジュールの設定

OpenShift Logging インストールで作成された Cluster Logging カスタムリソースを使用して、Curator のスケジュールを指定できます。

重要

Elasticsearch Curator は OpenShift Container Platform 4.7 (OpenShift Logging 5.0) で非推奨となり、OpenShift Logging 5.1 で削除されます。

前提条件

  • クラスターロギングおよび Elasticsearch がインストールされている。

手順

Curator スケジュールを設定するには、以下を実行します。

  1. openshift-logging プロジェクトで ClusterLogging カスタムリソースを編集します。

    $ oc edit clusterlogging instance
    apiVersion: "logging.openshift.io/v1"
    kind: "ClusterLogging"
    metadata:
      name: "instance"
    
    ...
    
      curation:
        curator:
          schedule: 30 3 * * * 1
        type: curator
    1
    Curator のスケジュールを cron 形式 で指定します。
    注記

    タイムゾーンは Curator Pod が実行されるホストノードに基づいて設定されます。

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