1.19.2. WasmPlugin コンテナー形式


Istio は、Wasm プラグインメカニズムで Open Container Initiative (OCI) イメージをサポートしています。Wasm プラグインをコンテナーイメージとして配布でき、spec.url フィールドを使用してコンテナーレジストリーの場所を参照できます。たとえば、quay.io/my-username/my-plugin:latest です。

WASM モジュールの各実行環境 (ランタイム) にはランタイム固有の設定パラメーターを設定できるため、WASM イメージは次の 2 つの階層で設定できます。

  • plugin.wasm (必須) - コンテンツレイヤー。このレイヤーは、ランタイムによってロードされる WebAssembly モジュールのバイトコードを含む .wasm バイナリーで設定されます。このファイルには plugin.wasm という名前を付ける必要があります。
  • runtime-config.json (オプション) - 設定レイヤー。このレイヤーは、ターゲットランタイムのモジュールに関するメタデータを記述する JSON 形式の文字列で設定されます。ターゲットランタイムによっては、設定レイヤーに追加のデータが含まれる場合もあります。たとえば、WASM Envoy Filter の設定には、フィルターで使用可能な root_ids が含まれています。
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