1.3.8. ワーカーノードでのルーターのデプロイ
インストール時に、インストーラーはルーター Pod をワーカーノードにデプロイします。デフォルトで、インストーラーは 2 つのルーター Pod をインストールします。初期クラスターにワーカーノードが 1 つしかない場合や、デプロイされたクラスターで、OpenShift Container Platform クラスター内のサービスに対して予定される外部トラフィックを処理する追加のルーターが必要な場合、yaml
ファイルを作成して適切なルーターレプリカ数を設定できます。
デフォルトで、インストーラーは 2 つのルーターをデプロイします。クラスターにワーカーノードが 2 つ以上ある場合、このセクションを省略できます。詳細は、Ingress Operator in OpenShift Container Platform を参照してください。
クラスターにワーカーノードがない場合、インストーラーはデフォルトで 2 つのルーターをコントロールプレーンノードにデプロイします。クラスターにワーカーノードがない場合、このセクションを省略できます。
手順
router-replicas.yaml
ファイルを作成します。apiVersion: operator.openshift.io/v1 kind: IngressController metadata: name: default namespace: openshift-ingress-operator spec: replicas: <num-of-router-pods> endpointPublishingStrategy: type: HostNetwork nodePlacement: nodeSelector: matchLabels: node-role.kubernetes.io/worker: ""
注記<num-of-router-pods>
を適切な値に置き換えます。1 つのワーカーノードのみを使用している場合、replicas:
を1
に設定します。4 つ以上のワーカーノードを使用している場合、replicas:
のデフォルトの値2
を随時増やすことができます。router-replicas.yaml
ファイルを保存し、これをclusterconfigs/openshift
ディレクトリーにコピーします。cp ~/router-replicas.yaml clusterconfigs/openshift/99_router-replicas.yaml