7.3.6. Azure Disk オブジェクト定義
azure-advanced-disk-storageclass.yaml
apiVersion: storage.k8s.io/v1 kind: StorageClass metadata: name: managed-premium provisioner: kubernetes.io/azure-disk volumeBindingMode: WaitForFirstConsumer 1 allowVolumeExpansion: true parameters: kind: Managed 2 storageaccounttype: Premium_LRS 3 reclaimPolicy: Delete
- 1
WaitForFirstConsumer
を使用することが強く推奨されます。これにより、Pod を利用可能なゾーンから空きのあるワーカーノードにスケジュールするのに十分なストレージがボリュームプロビジョニングされます。- 2
- 許容値は、
Shared
(デフォルト)、Managed
、およびDedicated
です。重要Red Hat は、ストレージクラスでの
kind: Managed
の使用のみをサポートします。Shared
およびDedicated
の場合、Azure は管理対象外のディスクを作成しますが、OpenShift Container Platform はマシンの OS (root) ディスクの管理ディスクを作成します。ただし、Azure Disk はノードで管理ディスクおよび管理対象外ディスクの両方の使用を許可しないため、Shared
またはDedicated
で作成された管理対象外ディスクを OpenShift Container Platform ノードに割り当てることはできません。 - 3
- Azure ストレージアカウントの SKU の層。デフォルトは空です。プレミアム VM は
Standard_LRS
ディスクとPremium_LRS
ディスクの両方を割り当て、標準 VM はStandard_LRS
ディスクのみを、マネージド VM はマネージドディスクのみを、アンマネージド VM はアンマネージドディスクのみを割り当てることができます。-
kind
がShared
に設定されている場合は、Azure は、クラスターと同じリソースグループにあるいくつかの共有ストレージアカウントで、アンマネージドディスクをすべて作成します。 -
kind
がManaged
に設定されている場合は、Azure は新しいマネージドディスクを作成します。 kind
がDedicated
に設定されており、storageAccount
が指定されている場合には、Azure は、クラスターと同じリソースグループ内にある新規のアンマネージドディスク用に、指定のストレージアカウントを使用します。これを機能させるには、以下が前提となります。- 指定のストレージアカウントが、同じリージョン内にあること。
- Azure Cloud Provider にストレージアカウントへの書き込み権限があること。
-
kind
がDedicated
に設定されており、storageAccount
が指定されていない場合には、Azure はクラスターと同じリソースグループ内の新規のアンマネージドディスク用に、新しい専用のストレージアカウントを作成します。
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