1.26. Jaeger 設定リファレンス
Service Mesh Operator は ServiceMeshControlPlane
リソースをデプロイする際に、分散トレースのリソースを作成することもできます。Service Mesh は分散トレースに Jaeger を使用します。
1.26.1. トレースの有効化および無効化
ServiceMeshControlPlane
リソースでトレースタイプおよびサンプリングレートを指定して、分散トレースを有効にします。
デフォルトの all-in-one
Jaeger パラメーター
apiVersion: maistra.io/v2 kind: ServiceMeshControlPlane metadata: name: basic spec: version: v2.2 tracing: sampling: 100 type: Jaeger
現在、サポートされるトレーサーの唯一のタイプは Jaeger
です。
Jaeger はデフォルトで有効にされます。トレースを無効にするには、type
を None
に設定します。
サンプリングレートは、Envoy プロキシーがトレースを生成する頻度を決定します。サンプリングレートオプションを使用して、トレースシステムに報告される要求の割合を制御できます。この設定は、メッシュ内のトラフィックおよび収集するトレースデータ量に基づいて設定できます。sampling
は 0.01% の増分を表すスケーリングされた整数として設定します。たとえば、値を 10
サンプル (0.1% トレース)、および 500
サンプル (5% トレース)、および 10000
サンプル (100% トレース) に設定します。
SMCP サンプリング設定オプションは Envoy サンプリングレートを制御します。Jaeger トレースサンプリングレートを Jaeger カスタムリソースで設定します。