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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.2.6. モニタリングコンポーネントの異なるノードへの移動
モニタリングスタックコンポーネントのいずれかを指定されたノードに移動できます。
前提条件
OpenShift Container Platform のコアモニタリングコンポーネントを設定する場合、以下を実行します。
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cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
cluster-monitoring-configConfigMapオブジェクトを作成している。
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ユーザー定義のプロジェクトをモニターするコンポーネントを設定する場合:
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cluster-adminロールを持つユーザーとして、またはopenshift-user-workload-monitoringプロジェクトのuser-workload-monitoring-config-editロールを持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。 -
user-workload-monitoring-configConfigMapオブジェクトを作成している。
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OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
ConfigMapオブジェクトを編集します。OpenShift Container Platform のコアプロジェクトをモニターするコンポーネントを移行するには、以下を実行します。
openshift-monitoringプロジェクトでcluster-monitoring-configConfigMapオブジェクトを編集します。oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
$ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-configCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow コンポーネントの
nodeSelector制約をdata/config.yamlに指定します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow <component>を適宜置き換え、<node_key>: <node_value>を、宛先ノードのグループを指定するキーと値のペアのマップに置き換えます。通常は、単一のキーと値のペアのみが使用されます。コンポーネントは、指定されたキーと値のペアのそれぞれをラベルとして持つノードでのみ実行できます。ノードには追加のラベルを持たせることもできます。
重要モニタリングコンポーネントの多くは、高可用性を維持するために、クラスターの異なるノード間で複数の Pod を使用してデプロイされます。モニタリングコンポーネントをラベル付きノードに移動する際には、コンポーネントの耐障害性を維持するために十分な数の一致するノードが利用可能であることを確認します。1 つのラベルのみが指定されている場合は、複数の別々のノードにコンポーネントに関連するすべての Pod を分散するために、十分な数のノードにそのラベルが含まれていることを確認します。または、複数のラベルを指定することもできます。その場合は、それぞれのラベルを個々のノードに関連付けます。
注記nodeSelectorの制約を設定した後もモニタリングコンポーネントがPending状態のままになっている場合は、Pod ログでテイントおよび容認に関連するエラーの有無を確認します。たとえば、OpenShift Container Platform のコアプロジェクトのモニタリングコンポーネントを、
nodename: controlplane1、nodename: worker1、nodename: worker2、およびnodename: worker2のラベルが付けられた特定のノードに移行するには、以下を使用します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
ユーザー定義プロジェクトをモニターするコンポーネントを移動するには、以下を実行します。
openshift-user-workload-monitoringプロジェクトでuser-workload-monitoring-configConfigMapオブジェクトを編集します。oc -n openshift-user-workload-monitoring edit configmap user-workload-monitoring-config
$ oc -n openshift-user-workload-monitoring edit configmap user-workload-monitoring-configCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow コンポーネントの
nodeSelector制約をdata/config.yamlに指定します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow <component>を適宜置き換え、<node_key>: <node_value>を、宛先ノードを指定するキーと値のペアのマップに置き換えます。通常は、単一のキーと値のペアのみが使用されます。コンポーネントは、指定されたキーと値のペアのそれぞれをラベルとして持つノードでのみ実行できます。ノードには追加のラベルを持たせることもできます。
重要モニタリングコンポーネントの多くは、高可用性を維持するために、クラスターの異なるノード間で複数の Pod を使用してデプロイされます。モニタリングコンポーネントをラベル付きノードに移動する際には、コンポーネントの耐障害性を維持するために十分な数の一致するノードが利用可能であることを確認します。1 つのラベルのみが指定されている場合は、複数の別々のノードにコンポーネントに関連するすべての Pod を分散するために、十分な数のノードにそのラベルが含まれていることを確認します。または、複数のラベルを指定することもできます。その場合は、それぞれのラベルを個々のノードに関連付けます。
注記nodeSelectorの制約を設定した後もモニタリングコンポーネントがPending状態のままになっている場合は、Pod ログでテイントおよび容認に関連するエラーの有無を確認します。たとえば、ユーザー定義プロジェクトのモニタリングコンポーネントを
nodename: worker1、nodename: worker2、およびnodename: worker2のラベルが付けられた特定のワーカーノードに移行するには、以下を使用します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
変更を適用するためにファイルを保存します。新しい設定の影響を受けるコンポーネントは新しいノードに自動的に移動します。
注記user-workload-monitoring-configConfigMapオブジェクトに適用される設定は、クラスター管理者がユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にしない限りアクティブにされません。警告変更がモニタリング設定マップに保存されると、関連するプロジェクトの Pod およびその他のリソースが再デプロイされる可能性があります。該当するプロジェクトの実行中のモニタリングプロセスも再起動する可能性があります。