9.4.20. RHOSP でのコントロールプレーンの作成
生成した Ignition 設定ファイルを使用して 3 つのコントロールプレーンマシンを作成します。Red Hat は、このプロセスを単純化するために実行する Ansible Playbook を提供しています。
前提条件
- Playbook 依存関係のダウンロードでモジュールをダウンロードしている。
- インストール Playbook のダウンロードで Playbook をダウンロードしている。
-
インストールプログラムのメタデータファイルのインフラストラクチャー ID は環境変数 (
$INFRA_ID
) として設定されます。 -
inventory.yaml
、common.yaml
、およびcontrol-plane.yaml
Ansible Playbook は共通ディレクトリーにあります。 - コントロールプレーンの Ignition 設定ファイルの作成で作成された 3 つの Ignition ファイルがある。
手順
- コマンドラインで、作業ディレクトリーを Playbook の場所に切り替えます。
- コントロールプレーン Ignition 設定ファイルが作業ディレクトリーにない場合、それらをここにコピーします。
コマンドラインで、
control-plane.yaml
Playbook を実行します。$ ansible-playbook -i inventory.yaml control-plane.yaml
以下のコマンドを実行してブートストラッププロセスをモニターします。
$ openshift-install wait-for bootstrap-complete
コントロールプレーンマシンが実行され、クラスターに参加していることを確認できるメッセージが表示されます。
INFO API v1.14.6+f9b5405 up INFO Waiting up to 30m0s for bootstrapping to complete... ... INFO It is now safe to remove the bootstrap resources