1.26.4. Jaeger カスタムリソースでの Jaeger 設定の指定


ServiceMeshControlPlane (SMCP) リソースではなく Jaeger カスタムリソース (CR) に Jaeger を設定し、Jaeger デプロイメントを完全にカスタマイズすることができます。この設定は SMCP の外部に指定されているため、外部 Jaeger と呼ばれることもあります。

注記

SMCP と Jaeger CR を同じ namespace にデプロイする必要があります。たとえば、istio-system となります。

スタンドアロンの Jaeger インスタンスを設定し、デプロイしてから、Jaeger リソースの name を、SMCP リソースの spec.addons.jaeger.name の値として指定できます。name の値に一致する Jaeger CR が存在する場合、Service Mesh コントロールプレーンは既存のインストールを使用します。この方法では、Jaeger 設定を完全にカスタマイズできます。

1.26.4.1. デプロイメントのベストプラクティス

  • Red Hat OpenShift 分散トレースインスタンスの名前は一意でなければなりません。複数の Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォームインスタンスがあり、サイドカーが挿入されたエージェントを使用している場合、Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォームインスタンスには一意の名前が必要となり、挿入 (injection) のアノテーションはトレースデータを報告する必要のある Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォームインスタンスの名前を明示的に指定する必要があります。
  • マルチテナントの実装があり、テナントが namespace で分離されている場合、Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォームインスタンスを各テナント namespace にデプロイします。

    • デーモンセットとしてのエージェントは、マルチテナントインストールまたは Red Hat OpenShift Dedicated ではサポートされません。サイドカーとしてのエージェントは、これらのユースケースでサポートされる唯一の設定です。
  • Red Hat OpenShift Service Mesh の一部として分散トレースをインストールする場合、分散トレースリソースは、ServiceMeshControlPlane リソースと同じ namespace にインストールする必要があります。

永続ストレージの設定は、永続ストレージについて と、選択したストレージオプションに適した設定トピックを参照してください。

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